柿渋トド

ふんどし屋の弟子からの注文で、至急ウコン染めと柿渋染めの布が欲しいと言われたので、綿麻布を染める事にしました。
ウコン染めは以前に書いたので、今回は柿渋染めについて・・・

>>>【草木染め】ターメリック(うこん)で綿の布を黄色く染めてみた

柿渋染めの準備

無臭柿渋

以前にテーブルを作ったりした時に使った無臭柿渋の残りで、柿渋染めをします。
柿渋染めは、はウコン染めの様に煮て色をつけるんじゃなくて、柿渋をつけた布を日光に当てて、紫外線と反応させて色を濃くします。
「布を柿渋に浸けては日干しする」を何度も繰り返して、色を濃くしていきます。
それと、柿渋染めには媒染剤(色の定着剤)は不要なので、結構手軽に染められそうですね。

さ、染めてみますか。

布を洗う

まずは、布についているノリなどの薬剤を取る為に、布を洗剤で洗います。
その後しっかりとお湯ですすいで、下準備は完了。

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柿渋染め


【柿渋を水で薄める】

バケツに柿渋原液を入れて、3倍の水で薄めて染色液を作りました。
(倍程度で薄めるって書いてあるから、ちょっと薄いかも。)


【布を浸ける】

準備しておいた布(湿らせたままで)をバケツに入れて、良く馴染ませます。


【布を日干しする】

あら?全然染まっていない感じがするけど・・・水で薄め過ぎたのかな??
とりあえず、日光に当てて布を良く乾かします。

▼柿渋1度染め

良く晴れた日だったので、しっかりと日の光を当てる事ができました。
でも、これじゃまだ色が薄すぎるので、次の日に2度染めすることにします。


【布を浸ける:2回目】

1回目の時と同じ様に、布を柿渋液に良く浸けます。

▼柿渋2度染め

そして、1回目と同様に日干しして・・・この色です。
う〜ん・・・やっぱり薄いので、もう一回染めましょう。

▼柿渋3度染め

あら〜・・・やっぱり柿渋を薄め過ぎちゃったのかな。
それとも、何度も何度も繰り返さないと濃い色にはならないんでしょうか??

元の布と比較すると、染まっているのは分かるんだけど・・・

▼比較
柿渋染め

これはこれで、悪く無いんだけど、もっともっと濃い色にしたい。
でも、時間が無い・・・。

こうなったら、


アレしか無い。

ウコン染めに柿渋染めを重ねる裏技

前回のウコン染め実験で、試した技で簡単に色を濃くしようかと思います。
(ウコン染めをした後に、柿渋染めをして重曹水に浸けておくと、なぜか色が赤茶色〜ワイン色になったのですよ。)

とりあえず、前回と同じ用量でウコン染めをした布を・・・

ウコン+柿渋染め

柿渋液にしばらく浸けます。(15分くらい浸けてみた)

その後、重曹を溶かした水にさらに15分くらい浸けておくと・・・なんと色が赤っぽくなって来ました!!
これを日光に当てて乾かします。

▼ウコン染め+柿渋染めを日干し中

ウコンは柿渋と逆で、日光に当てると色が退色するんだけど、ウコンと柿渋を重ねてから干すと、色はちょっと濃くなった。
もしかしたら、ウコンの黄色は抜けて、柿渋の茶色が強く出て来たのかもしれない。

▼染め比較
草木染め比較

比べてみるとこんなに違う!!

てことで、ウコン+柿渋を使って、どうにか濃い色に染める事ができました。
今回は「ウコン染め」と「ウコン+柿渋染め」の2色の布を弟子にお渡しいたしました。

これで、良いふんどし作って下さい。

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