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全78巻も出てるのに、あんまり世間には知られていない名作漫画「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」を御紹介します。
ゼロ THE MAN OF THE CREATION とは
主人公はゼロと呼ばれる、完璧な本物を作る事の出来る贋作者です。
基本的には、ゼロが世界中の美術品の偽物を作る話なのですが、美術品だけでなく料理や医療も完璧にこなします。
超人過ぎて人間の贋作も作っちゃったりするので、ブラックジャックも越えています。
さらに、ゼロはファッションセンスも格好良すぎます。
商談の時はダブルのスーツ(大きめ)を愛用しているという、今どきとてもバブリーなセンスです。
こんな感じのダブルのスーツって、どこで買えるんでしょうか。
オートクチュールでしょうか。
とても格好いいですね。
また、バカンスで着用する水着にはビキニを愛用しています。
なんだか80年代の香りがしますね。
そしてゼロへの報酬の振込先は、スイス銀行の口座番号オールゼロです。
スイス銀行って、ゴルゴ13かっ!という、わかりやすいブルジョワ感だしてるところも格好いいですね。
活字好きにおすすめ
犬神マンガ地獄変。愛英史先生×里見桂先生の「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」より。犬神図書館ではゴルゴ13の次に実用的なマンガとして愛読されている。私はリアルタイムで読んで、ガウディとエル・グレコのハナシにとても感動した。 pic.twitter.com/5HOqkHrwiV
— 犬神博士 (@inugamihakushi) June 7, 2019
この漫画はとにかく文字数が多いので、活字が嫌いな人には向いていません。
漫画らしい漫画が好きな人には、読むのがキツいと思います。
私は漫画好きだけど、漫画ってコスパが悪いよな〜と思うことがあります。
同じ500円を出すなら、小説の方が何倍もコスパがいいので、ついつい買うのは活字本になってしまいます。
しかし、この漫画にはギ〜ッシリと文字が詰め込まれているので、漫画なのに読むのにとても時間がかかるんです。
都市伝説やオカルト好きにもおすすめ
この漫画の内容は基本的には美術史などがメインなのですが、宇宙人やらオーパーツやらの怪しい物がたくさん出てくるので、オカルトや都市伝説などに興味がある人にもおすすめです。
最終的にはヴァチカンやフリーメーソンまで出て来るし、神様の正体についても匂わせるお話があります。
私は昔から、
「神様って本当にいるんだろうか?」
「いるとしたらどんな姿なんだろう??」
ということを、ボンヤリと考えたりします。
オカルト好きなら、みんな考えたりしますよね?
で、長年のオカルト研究の末辿り着いた答えがあるのですが・・・なんと、それがゼロと同じ答えでした。
「イースター島超人伝説」という話の中で、ゼロは「全能の神」(の象)を作ってくれと依頼されます。
その姿が私の想像(てゆうか、オカルト好きの人達の間では常識?)する神様の姿と同じでした。
矢追純一ファンのアナタなら、きっと楽しめるはずです。
▼「イースター島超人伝説」はゼロ・スペシャルエディションの5巻にも収録されています
ゼロ The Special Edition 5 失われた古代文明の旅―考古学の迷宮ファイル―
とにかく面白い
サンタといえば里見桂のゼロだね♪ pic.twitter.com/pnRvw9mMBE
— だんでーchang (@dandychang) December 24, 2017
この漫画は基本的には真面目な話なので、決して読者を笑わせようとはしていません。
しかし、どうしても突っ込まずにはいられない部分が多々あります。
とにかくいろんな角度から楽しめる漫画です。
さてこの漫画、ちょっと読んでみたくなりましたか?
しかし、全78巻というのはかなりハードルが高いですよね。
ゼロにはいくつかの、傑作選みたいなスペシャル版が出ているので、それから読むのがおすすめです。
しかし読んでいくうちに、いつの間にか78巻すべて揃えてしまっているでしょう。
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