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先日アジア雑貨店で、麻で編んだコースターを買ったんだけど、
「これ自分でも作れそうだな」
と思ったので、作ってみることにしました。
私の脳みそでは本格的な「織り機」を扱うのは不可能だろうと判断し、子供向けのおもちゃ織り機を買いました。
子供用でもコースターくらいなら作れるでしょう。
子供向けのはたおりきを購入
アマゾンで買いました。
おもちゃなので、木ではなくプラスチックで出来ています。
子供用でも、パッケージを見る限りではちゃんと織れそうな感じがします。
思った以上に分かりやすい作りです。
これなら私でも簡単に織れるんじゃない?
しかし実際に使ってみたら、子供用にしては複雑で、思ったほど簡単ではなかったです。
まっすぐ均等に織ろうとすると、かなりのテクニックが必要になるんじゃないかと思われます。
試しに使ってみた
最初はキッチリと細かく織ってみたんだけど、これだとアジア雑貨ぽい雰囲気が出ないです。
次に、麻ひもやデコボコの不揃いなひもを使って、あえて折り目を大きくしたらこんな仕上がりになりました。
なんとなく、方向性は決まりました。
そしてこれが完成形です。
チャイグラスにもピッタリ合う、アジア風のコースターに仕上がりました。
なかなか気に入ったので、作り方をご紹介します↓
おもちゃの織り機で作るアジア風コースター
コースターに使用するヒモは、マライカやむげん堂で購入したひもです。
デコボコした不揃いの物を使うとアジアっぽくはなるけど、若干扱いにくくもなります。
硬くて細めの麻紐と、ネパール製のカラフルなシルクヒモを使います。
手順1;たて糸を作る
【1】まずは、たて糸を作ります
糸を結んで、わっかを作ります。
たて糸は強度のあるヒモがいいらしいんだけど、今回は強度のない(しかも不揃いな太さの)糸を使います。
手順2;わっかを引っ掛ける
【2】わっかを引っ掛ける
手前の1番左側に、わっかを引っ掛けます。
手順3:後ろにも糸を通す
【3】後ろにも糸を通す
そのまま後ろ側の1番左側にも引っ掛けます。
で、そのまま手前に戻って来ます。
手順4:繰り返す
【4】繰り返す
同じ事を繰り返していって、横幅が適当な長さになったら、後ろ側で糸をしっかりと結んで切ります。
手順5:そうこうに糸を引っ掛ける
【5】そうこうに糸を引っ掛ける
茶色い丸の輪っかの部分を綜絖(そうこう)と言うそうです。
そうこうにヒモを引っ掛けていきます。
端からひとつおきに。
手順6:横糸を棒に巻く
【6】横糸を棒に巻く
織り機に通しやすくする為に、糸を横糸棒に巻きます。
手順7:横糸を棒に巻く
【7】横糸を用意する
この2色の糸を使って織ります。
手順8:横糸を右から左へ通す
【8】横糸を右から左へ通す
そうこうは上げた状態で、右側から左へ糸を通します。
(糸のはしは5センチ以上くらいに残しておく)
手順9:クシで整える
【9】クシで整える
クシを使って、横糸を下に押します。
手順10:そうこうを下げる
【10】そうこうを下げる
そうこうをカチッと音がするまで、下にさげます。
手順11:横糸を左から右へ通す
【11】横糸を左から右へ通す
今度は、逆方向に糸を通します。
手順12:クシで整える
【12】クシで整える
同様にクシで下に押します。
この動作を同じ様に繰り返していきます。
手順13:横糸の色を変える
【13】横糸の色を変える
適当な長さになったら、横糸の色を変えます。
色を変える場合は、本来ならば3センチくらいずつ重複する様に織り込みます。
しかし今回は編み目をスカスカにして編んでいるし、素材的にも織り込みにくいのでミツロウを使ってくっつけて織り込む事にしました!
ミツロウのかたまりです。
手順14:ミツロウを塗る
【14】ミツロウを塗る
ミツロウを糸に塗り、ちょっと火であぶりながら2本の糸をくっつけます。
手順15:同じように織る
【15】同じように織る
ミツロウでくっつけた糸をそのまま織り込んで、同じように降り続けます。
手順16:端を切って始末する
【17】端を切って始末する
適当な長さまで折れたら、たて糸をハサミで切ります。
そして、3~4本くらいずつ結んで仕上げます。
これで完成。
完成!アジアン風コースター
こんな感じになりました。
キッチリと織るよりも、ガタガタな方がアジアっぽい雰囲気が出ます。
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