草木染めするトド島トド江
久しぶりに布を染めたくなったので、うこんで染めてみました。
草木染めはこれが初めてなので、うまく出来るかな。

うこんの効能

「うこん」と言えば、二日酔いに効くイメージが強いですが、私の愛読書によると、ターメリック(うこん)には特にお肌への美容効果が強いみたいです。

ターメリックの根から抽出するエキスは、肌を柔らかくして炎症を鎮めると同時に、穏やかな殺菌力と自然の漂白力を持っています。
古代インドの女性は、ターメリックをバス剤や全身美容に使ったと伝えられ〜(中略)

と、いうことで、このターメリックを使って布を染めてみたいと思います。
(そんで、その布でふんどし屋の弟子に褌でも作ってもらいたいと思ってます。)

とりあえず、ターメリックにどの程度の染色力があるのかを、実際に染めて試してみました。

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うこん染めの準備

用意する物は「鍋」「バケツ」「混ぜる棒」「ターメリック(うこん)」「綿の布」「媒染剤」です。
実験なので、布は「はぎれ」を使いました。

染め物に使う際の鍋は、ホーロー鍋やステンレス製の物がいいのですが、持ってなかったので100均のテフロン加工鍋にしました。
くれぐれも、鉄鍋や銅鍋やアルミ鍋などの金属鍋は使わない様にします!!
鍋の金属成分と反応してしまって、色が変色してしまいます。

媒染剤というのは、色止め(色の定着)の効果や化学反応を起こして色を変化させる薬剤の事です。
草木染めの場合は、台所にあるミョウバンや重曹なんかでOKです。
どの媒染剤で、どんな色になるのかが良く分からなかったので、「酢・ミョウバン・重曹」を使って実験してみました。

pHは、酢 < ミョウバン < 重曹の順で酸性からアルカリ性になっています。
酢はpH2.5〜3程度で酸性、ミョウバンはpH3.5〜4程度で弱酸性、重曹はpH8.5程度で弱アルカリ性です。

さて、これらがどんな風に反応するのかな・・?

うこん染め実験

うこんで草木染め① 布の薬剤(ノリなど)を取るため、洗剤で洗ってから10分くらい煮て、冷めたら絞っておきます。 うこんで草木染め② 鍋に水とターメリックを入れます。量は・・適当です。写真の量くらい。
うこんで草木染め③ うこん汁を沸騰させて置きます。 うこんで草木染め④ 布をうこん汁に投入!!
うこんで草木染め⑤ 棒で混ぜながら弱火で煮続けます。私は電熱器でやった。 うこんで草木染め⑥ 30分間煮続けました。布はすっかり黄色です。
うこんで草木染め⑦ バケツに媒染液を作っておき、30分くらい浸けておきます。ミョウバンは少量のお湯で溶かしてから、水で薄める。 うこんで草木染め⑧ 最後に洗剤で色が出なくなるまで良く洗います。せっかくの草木染めなので、ソープナッツという天然洗剤を使った。

▼そして、染め上がったのがこちら
うこん染め実験

かなり色味の違いが出ました!!
右から重曹・ミョウバン・酢の順です。
(Twitterではミョウバンと重曹を逆につぶやいてしまった・・)

これが乾くと・・

▼乾かしてアイロンをかけた
うこん染め実験

あらら!?
結局、乾いたら3つとも同じ様な色になりました。

それでもやっぱり、酢が1番キレイな黄色になりました!!
ウコンには酢がいいのかな??

【ワイン染め&柿渋染め】重ね染め実験

草木染め実験

ついでに、ウコンに重ねて、絞り染めが出来るか実験をしてみました。
残り物のワインと、無臭柿渋を使ってみます。

ワインはウコンのときと同じ様に、鍋で30分くらい煮ました。
(分量は水とワインを1対1くらい)
その後は、ウコンのときと同様に「酢・ミョウバン・重曹」に浸けて媒染しました。

柿渋は洗面器を使って、水で倍の量に薄めて使いました。
本来は媒染不要らしいのですが、どんな色になるのかの実験をしてみたかったので、同様に「酢・ミョウバン・重曹」に浸けました。
そして、柿渋は紫外線と反応して発色するらしいので、太陽に当たる所に干します。

その結果・・

草木染め実験

ウコンが強く入っているからか、重ねた色はあまり出ませんでした。
重曹で媒染した物だけは赤っぽい色になりました。
柿渋は、直後は全く染まってませんでしたが、太陽に当たってうっすらと茶色っぽくなりました。

うこん染めには酢が1番!!

うこん染めには酢

草木染めは、やさしい色合いが特徴のはずなんだけど、うこん+酢で染めると、かなり鮮やかな黄色になる事が判明しました!!
写真で見るよりも、凄くイイ色です。

▼染める前と染めた後
うこん染め実験

使っていくうちに、少しずつ色落ちはあると思いますが、ここまでキレイな発色とは驚きです。
さすが私です。
いや、多分、けっこう高品質なターメリックを使ったからだと思います。

うこんで染めた

あ、そういえば、この布。
ダイソーで売ってた綿のはぎれ布です。
上手くいったら、もっと良い布で染めようと思ったんだけど、これでも充分イイ感じっす。

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