インド料理屋で「ミスワク」という天然の歯ブラシ(ただの木の枝に見える)が売られていたので買ってみました。
さっそく、試してみます。
ミスワク(MISWAK)とは?
ミスワクは、主にイスラム教徒の間で使われているもの、らしい。
歯ブラシの木とも呼ばれるミスワクの根っこ部分です。
木の枝かと思ってたけど根っこでした。
ミスワクには、殺菌作用やホワイトニング効果があります。
イスラム教では、歯を清潔にすることと歯を白く保つ事はとても大切な事なんだそうです。
そういえば。
長澤まさみたん主演の「ガンジス河でバタフライ」でも、ミスワクに似たような木の枝で歯を磨くシーンがありましたが、あれはニームというインドハーブの木の枝だそうです。
今回試すのはニームの枝ではなく、ミスワクという木の根っこです。
ミスワクで歯を磨いてみたらトラウマになりそうな味だった
袋から出してみると、根っこに粉が振りかけられていました。
これはハッピーパウダーみたいなものか?
しかし....クサい。
個人的にとっても苦手なニオイが漂っています。
でも、せっかく買たんだから試してみないと勿体ない。
包丁を使って口に含みやすい様な形に整えました。
(ブルブルブル)勇気を出して口に入れてみます。
口に入れた瞬間に三途の川が見えました。
なんなんだこのニオイは。
どんなニオイかと申しますと、新品の革製品の臭いというか、濃厚なしいたけの香りというか...
とにかく私が苦手なニオイなのです。
子供の頃から革製品の臭いが超苦手で、デパートの高級革製品売り場とか通るだけでオエッオエッとえづいていた私には辛すぎる。
口に入れただけで泣けました。
こうなったら!
歯磨き粉をつけて臭いをごまかしてみる作戦。
これで天然歯ブラシの意味が全くなくなりました。
↓
ケミカル歯磨き粉のミントフレーバーではごまかせないくらい強烈でした。
これ以上ミスワクを口に入れ続けると三途の川へダイブしてしまいそうなので、継続不可能と判断しました。
これにてミスワク歯磨きは終了です。
革製品や椎茸の香りが好きな人だったら、ミスワクは素晴らしいナチュラル歯ブラシだと思います。
好みの問題です。
私は5,000円くれるって言うなら、頑張ってこれで歯磨きします。
4,000円ではできません。
そんなレベルのクサさでした。
椎茸好きな方はぜひ↓
口直しにその辺に落ちてる木の枝で歯を磨いてみました
くやしいので、外に落ちてる木の枝でも歯を磨いてみることにしました。
ニームの場合は枝で歯磨きするので、いけないことはないでしょう。
ちょうど良いのが2本落ちていたので、試してみます。
藤の枝と、サクラの枝かな?
まずは、細い方のサクラの枝っぽい方を試してみたら固い。
固すぎて歯を磨けませんでした。
そりゃそうだ、ただの木の枝だもの。
いくら枝先を噛んでほぐそうとしても、固くて無理です。
無理に磨くと口の中が血まみれになりそうです。
でも、無味無臭なのでミスワクよりも長いこと口の中に入れていられます。
次は、もう少し柔らかそうな藤の木の枝で磨いてみたけど、あ、これも固...
サクラの木の枝よりは若干柔らかいけど、噛みほぐせる程の物ではないですね。
時間をかけてスルメの様に口内で柔らかしていけばもっと磨けると思います。
しかも、ただの木の枝では薬効効果などはないので、木の枝で歯を磨く意味は無いでしょう。
普通にナイロンの歯ブラシで磨いた方がいいみたいです。
何かしらの木の根を使えば、もっと快適に磨けたかもしれません。
枝よりは柔らかそうなので。
でも掘る手間考えたらやっぱり、ナイロン歯ブラシでいいです。
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