一般的にはパクチーの栽培は簡単って言われてるけど、初心者の私には難しかったです。
パクチーって、すぐに徒長(ヒョロヒョロになるや〜つ)しちゃうから、その後、元気に育ってくれない。
でも、何度かパクチー栽培をしてみて、ちょっとだけコツがわかって来たのでメモしておきます。
徒長とは・・茎の部分がヒョロッと伸びてしまう事です。「もやし」みたいな感じ。最初に徒長しちゃうと、その後の改善は難しい。茎が太くならずに、ヒョロッと上に伸びちゃって倒れやすくなっちゃう。病気にもなりやすい。味も劣るとか・・。
パクチーを育てるコツ
パクチー栽培のコツは「徒長させない事」につきます。
とにかく、すぐにヒョロっちゃうのが初心者には難しかった。
パクチーって、とにかく発芽後に徒長しやすい!!
これが、初心者だった私にうまく育てられなかった原因です。
一般的に植物が徒長してしまう原因は「日当りが悪い」「水を与え過ぎている」「栄養過多」「風が吹かない」という事らしいです。
鉢植えの室内栽培の場合なんかは、これに当てはまってしまう事が多いので徒長率が高まる。
「日当りが良い」と言うのは、重要だと思うけど、夏場に西日が当たるのは良く無いです。
(良く無いっていうか、一気に枯れたりします。)
午前中にたっぷりと日が当たるのが理想。
で、(私の感じる)パクチーに重要なのは・・
- 適度な午前中の日光
- 暑過ぎない事
- 水を与えすぎない
あ、もちろん「風」も重要だと思う。
風が吹く事で、植物のホルモンが出て丈夫に育つらしいので。
「室内で栽培している時は、手で植物を触ってあげると植物ホルモンが出て良い」らしいので、触っていたけど・・やっぱり天然の風にはかないませんわ。
あと、ついつい水を与え過ぎてしまうんだけど、それが1番徒長の原因になってる気がする。
鉢植えの場合は、水切れが怖いから加減が難しいんだけどね。
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初心者には秋蒔きがオススメ
上の画像は、越冬したパクチーです。
だいぶ収穫しちゃってるので、葉っぱは少なくなってるけど、元気です。
確か10月の初めに種まきをして、途中で冬になってしまい成長がゆっくりになったものの、枯れる事はなく越冬したパクチーです。
春に種まきをした時よりも、簡単に立派なパクチーが育ちました。
寒かったので成長は遅かったけど、そのおかげで徒長する事がなかったからかだと思う。
成長は遅かったけど、徒長しちゃうよりはマシ。
パクチーってイメージ的に南国の植物だから、暑さに強くて寒さに弱いんじゃないかな?と思ってたんだけど、そうでもないんですね。
元々は地中海東部が原産で、そこまで暑さに強い植物ではないみたいです。
逆に、思ったよりも寒さに強かったので、冬の間もパクチーが使えて便利でした。
徒長してしまったらどうする?
徒長してしまったら・・残念ながら、回復は難しいです。
軽めの土で徒長してしまった茎の部分を埋める様にして、土をかぶせれば、多少はマシになるかな、って程度です。
私は、実際にそうやっていましたが、やっぱり最初に徒長しちゃったパクチーは、その後の茎も細くて頼りなかったです。
まあ、どうにか花を咲かせて実をつける所までいったりもしたけど、食べられる葉っぱの部分も少なかったし、最後まで頼りない感じでした。
▼土ではなく、軽くて保水性のある「くん炭」を使うのも良い(虫除け効果もあるのでオススメ)
パクチーは、最初に徒長せずに成長が始まれば、あとは放っておいても勝手に伸びて行きます。
暴風雨で倒れたりしても、次の日にはすっかり立ち直ってしまう程、元気に育ちます。
でも徒長しちゃったパクチーだと、ちょっとの雨風で倒れて、そのままご臨終になってしまうので、世話が超大変です。
パクチーの春蒔き栽培にチャレンジ
さて、パクチー栽培に慣れて来て調子に乗っているので、パクチーの春蒔きにチャレンジしたいと思います。
今回はもう面倒くさいので、種を半分に割ったら、それをそのまま直播きしました。
あとは、発芽を待つだけ♪
だいたい1週間くらいで芽が出るはずです。
・・・と、思ったら
種を撒いた辺りを中心に、畑が荒らされていた。
たぶん、いつもの庭荒らしにやられたんだと思う。
怒ってもキャツには伝わらないので、「猫来るな」の祈祷を行ってから、パクチーの種をまいた畑を整理しました。
さて、今度こそ美味しいパクチーちゃん、発芽してね♪
2週間近くかかったけど、発芽しました。
続く
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