2020年の栽培記録はイノシシに掘られて失敗してしまったので、2022年に再チャレンジした栽培記録に書き換えました!
韓国カボチャを家庭菜園してみます。
韓国カボチャとは?
韓国かぼちゃは、韓国語でエホバク(애호박)と言います。
炒め物やチゲ類に入れて食べるとと〜っても美味しいカボチャです。
いや、カボチャというよりズッキーニに似ていて料理では代用ができたりします。
そもそも韓国ではズッキーニのことを「ズッキーニ ホバク」と言ったりもするので、ズッキーニもカボチャの仲間なのかな?
↓エホバクのナムルをズッキーニで代用してみた例
ちなみに、日本で一般的なカボチャは「甘いかぼちゃ」という意味のダンホバク(단호박)といいます。
エホバクは夏のかぼちゃで、ダンホバクは冬のかぼちゃです。
で、
今回、栽培に挑戦するのはサカタのタネのマッチャンという品種のエホバクです。
この品種名はおそらく「味最高」という意味の韓国語マッチャン(맛짱)じゃないかな?と思われます。
きっと最高の味の韓国カボチャが出来ることでしょう。
韓国カボチャ栽培記録
マッチャンの発芽温度は25~30度で、だいたい1週間もすれば発芽するそうです。
10粒入っているうちの、6粒を植えてみます。
しかし大きいタネは扱いやすいなー
栽培記録は2022年4月23日開始です。
スポンサーリンク0日目:種まき
ポット×6個に種まきしました。
夜はまだ冷えるので、夜間は室内に置きます。
12日目:発芽
種まきしてから12日目で1つだけ発芽しました。
18日目:3つ目が発芽
今んとこ3つ発芽してます。
雑草も発芽してます。
31日目:定植
合計5つ発芽して、本葉も出てきたので庭に定植します。
写真に写ってないけど、5本ほど植え替えました。
今年はイノシシの出没情報がないのできっと荒らされないはず。
すくすく育ってね。
38日目:肥料を与える
植え付ける前に与えようと思ってたのにすっかり忘れていた肥料を今更あげてみました。
カボチャなのにキュウリの肥料です。
しかもケチって1株分を5株にちょびっとだけまきました。
あげないよりはマシでしょう。
43日目:すくすく
キュウリの肥料のおかげか、とてもイキイキと濃い色になってきました。
白っぽいのは卵の殻です。
なんとなく撒いてみました。
51日目:ネットを設置
葉っぱがかなり大きく成長してます!
このまま土を這わせるにはスペースが足りないので画像のような物を設置してみました。
100円ショップで買ってきた支柱と園芸ネットを使ってます。
合計600円(支柱5本とネット2個)
もう少し伸びてきたら、ネットにツルをくくりつけよう。
54日目:雌花ばっかり咲く
開花しました。
しかしいきなり雌花!
カボチャ類は授粉をさせないと、ちゃんとした実ができません。
受粉させるには雌花と雄花が必要なんだけども...
雄花は一つもなく雌花の蕾がたーくさんできてます...
なので、この後はしばらく雌花ばっかり咲いてしまいます。
狭くてストレスがかかっているのが原因かもしれない。
63日目:すっきり整理
だいぶ混み合ってきたので整理します。
親づる1本のみを残して、他は全部バッサリと切りました。
そんで、上に向かっていくようにツルを麻ひもでネットにくくりつけました。
これで風通しがよくなったし、ストレスも少しは軽減したんじゃないかな、と。
相変わらず雄花が咲かないので受粉できてません。
なので、こんな感じの小さいやーつがたくさん出来ていた。
放っておくと腐ってポロリと落ちるやーつです。
71日目:ついに雄花が開花→人工授粉
どういうことか、この日を境に雄花がたくさん咲き出しました。
逆に雌花は1本だけしか咲いてなかったけど、これでついに受粉ができる!
雄花の花びらをちぎって雌花にグリグリとこすりつけました。
これでやっと実が出来る!はず。
開花後10日くらいで収穫できるらしい。
74日目:実が大きくなっている
オホホーン!
最初に受粉した実が大きくなってきている。
毎日1本くらいずつ雌花が咲くので、ちょこちょこと受粉させてます。
(雄花は咲きまくっている)
受粉は朝の7時くらいまでにやってます。
だいたい9時くらいになると花がしぼみ出しちゃうので。
78日目:収穫
25センチくらいあるのが収穫できました。
ちょっと大きくなりすぎたかも。
この日から順調に収穫が続きました。
あと、残りのキュウリ肥料をこの日に全部あげました。
結局1株分の肥料1袋しかあげなかったけど割と実が獲れた。
これにて韓国カボチャ(エホバク)栽培記録は終了!
エホバクの食べ方
ズッキーニと同じく、煮ても焼いても美味しいです。
癖がなくてどんな料理にも合います。
エホバクを使った韓国料理
エホバクといえばコレでしょう。
輪切りにしたエホバクに小麦粉&卵をつけて焼いたジョンです。
これは小麦粉ではなく米粉で作ってみましたが、なかなか良いです。
サクサクで身が少しトロンとしていて美味しい
同じくジョンですが、こちらは細切りにしてから米粉&卵を混ぜて焼いたバージョンです。
粉状にした干しエビを混ぜるのが定番ぽいです。
(入れてなくてもうまい)
エホバクは、チゲやスープにもよく使われます。
これはエホバクに豆腐、ツナ、玉ねぎ、にんにくを加えたスープです。
韓国ではアミエビの塩辛(セウジョ)を加えることが多いけど、ツナとの相性もいいと思う。
和食や洋食にも合うよ!
オイルサーディン、トマトと合わせてパスタにも入れてみました。
ズッキーニと同じく、油を吸わせるととても美味しい!
その他、味噌汁に入れても違和感なかったです。
是非おためしあれ。
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