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インド旅行でダージリンへ行って以来、紅茶が大好きになりました。
紅茶は茶葉も重要ですが、入れ方や水によっても味が変わります。

「どんな水が紅茶に合うのか?」

一般的には「紅茶には軟水」と言われているけど、自分で確かめてみたい。
てことで、いろんな硬度の水を使って紅茶の飲み比べをしてみました。

ちなみに、水の高度はだいたいこんな感じ↓

軟水 0mg 〜 60mg
中程度の軟水 60mg 〜 120mg
硬水 120mg 〜 180mg
非常な硬水 180mg以上

いろんな硬度の水で紅茶を飲み比べ

硬度の違うミネラルウォーター

飲み比べてみるのは、コンビニで買った4種類のミネラルウォーターと水道水です。
この5種類の水で、紅茶を飲み比べてみます。

  • 南アルプス天然水(硬度30mg)
  • 富士山のバナジウム天然水(硬度29mg)
  • 霧島(硬度150mg)
  • エビアン(硬度304mg)
  • 東京の水道水(硬度65くらい)

「南アルプス」と「富士山バナジウム」はほぼ同じ硬度なのですが、バナジウムが入っていると味が変わるのかな?
という疑問から飲み比べてみます。
私と友人2名の計3名で試してみました。

紅茶飲み比べ

使った茶葉は、インドのダージリンで買ってきたスペシャルな茶葉です。(後述)
色の違いはほとんど無いけど、エビアンは少しにごってて色が薄い感じがします。

紅茶飲み比べ2

香りに関しては、南アルプス・バナジウム・水道水に大差はなし。
霧島とエビアンはあんまり良い香りに感じませんでした。

一緒に飲み比べをした友人によると、「硬度の高い水で入れた紅茶はプーアル茶の香りに似ている」とのこと。
確かに、言われてみるとそう感じる...

以下、3人の意見をまとめてます。

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東京の水道水(硬度65くらい)

紅茶飲み比べ

東京の水道水(硬度65くらい)
思っていたほど悪くない味。
だけど、ちょっとトゲトゲした感じがします。
温かい時と冷めた時の味に差が無い!

南アルプス天然水(硬度30mg)

紅茶飲み比べ

南アルプス天然水(硬度30mg)
やわらかい口当たりで飲みやすい。
温かい時よりも、冷めてからの方が美味しく感じた。
甘みも1番感じられる。

富士山のバナジウム天然水(硬度29mg)

紅茶飲み比べ

富士山のバナジウム天然水(硬度29mg)
これが1番バランスがいい味だった。
香りも味も1番よく感じた。

霧島(硬度150mg)

紅茶飲み比べ

霧島(硬度150mg)
香りはイマイチだったけど、味は美味しい。
ただ、甘み等は感じられないし、むしろ塩っけをほんのりと感じる味。
ダージリン紅茶ぽい味ではないけど、なかなか美味しいです。

エビアン(硬度304mg)

紅茶飲み比べ

エビアン(硬度304mg)
ここまで硬度が高いと美味しくないだろうなあと思っていたけど、これはこれでアリかな。
紅茶の味ではないけど、こういうお茶もあっていいんじゃない?って感じです。
霧島で入れた紅茶よりも、さらに塩っけがある。

飲み比べの結果→やっぱ紅茶は軟水ですね

紅茶飲み比べ

バナジウムが2票、水道水が1票でした。
てことで、1位は「富士山のバナジウム天然水」です。

3人とも1番甘みを感じられたのが南アルプスだったんだけど、なんかパンチが足りない感じがしたのです。
個人的には「温かい時はバナジウムが1番、冷めたら南アルプスが1番美味しい」と感じました。

てことで、3人の選んだ「紅茶に美味しい水」の順位は、

1位:バナジウム
2位:南アルプス
3位:水道水
4位:霧島
5位:エビアン

でした。
やはり紅茶は、水の硬度が低い(軟水)ほど美味しく感じるようですね。

ダージリン現地で買ってきた高級(?)茶葉

sftgfop

飲み比べに使ったのは、紅茶の本場インドのダージリンで買ったスペシャル茶葉です。

もともと紅茶なんて買うつもりなかったんだけど、ひやかしで紅茶の試飲してみたら「なにこれっ!うまっ!!!!」って感じでついつい買っちゃったんです。
ノーミルク・ノーシュガーの完全ストレートで飲んだんだけど、渋みとか一切無くてほのかに甘みがありました。
香りはそんなに強くはないけど上品で、紅茶の色は黄金に輝いていたんです。
とにかく、あんなに美味しい紅茶は飲んだことがなかった。

この茶葉は、Super Fine Tippy Golden Flowery Orange Pickoを略してSFTPGFOPと言うらしいです。
しかしネット検索してみたら、日本のサイトではSの部分ががスペシャルってなっている...
「しまった偽物か!」
と思ったんだけど、英語のサイトではSはスーパーになっている。
日本ではスペシャルだけど、外国ではスーパーと言う...?ってことかな。
その辺は素人の私には分からないのでボンヤリさせておきます。

そんな感じの美味しい茶葉なのですが、日本に帰って来て飲んでみると、
「あれ?味が違う!まさか偽物!?あのインド人、別の茶葉に入れ替えたのか?くっそ〜」
ってくらい味が違ったんです。

紅茶は、水や入れ方でかなり味が変化するようです。

あれから何度も入れ方や水を試行錯誤してみましたが、残念ながら本場のダージリンで飲んだ時のような感動は味わえませんでした。
飲んだ時の環境というか、空気みたいなものの影響もあるのかもしれませんねぇ。

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