記事内に商品プロモーションを含む場合があります
蒼蠅頭(ツアンイントウ)を作ってみました!
もともとは四川料理みたいですが、同じ料理が台湾料理にもありまして、今回のレシピは台湾式です。
台湾のツァンイントウには、ピータンを入れる物が多いのが特徴みたいです。
ツアンイントウのレシピ
蒼蠅頭(ツアンイントウ)は、「ハエの頭」という意味だそうです。
パンチの効いた料理名ですね。
sponsored link
材料
分量は2人分くらい
- 豚ひき肉 100g
- ニラ、又はニンニクの芽 100g
- 茹でたピータン 1個
- 唐辛子 2本
- にんにく 1片
- 豆豉 大さじ1
- 油 適量
調味料
- しょうゆ 大さじ2
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
*ピータンを茹でる理由は、記事下をご覧下さい。
*今回はニラとニンニクの芽の2バージョンを作るので、上の半分の分量×2で作りました。
作り方
【1】材料を切る
全ての材料を、画像のように細かく切ります。
【2】ひき肉を炒める
フライパンに油をひいて、豚肉に火が通るまで炒めます。
【3】調味料を加える
調味料(しょうゆ、酒、砂糖)を加えて炒めます。
【4】にんにく、唐辛子を炒める
みじん切りのニンニクと、輪切りの唐辛子を加えて炒めます。
【5】ニラ(又はニンニクの芽)を炒める
ニラ(又はニンニクの芽)を加えて、サッと炒めます。
【6】ピータンを加える
最後に細かく切ったピータンを加えて、軽く炒めたら完成です。
これは、ご飯が進むおかずですね。
ピータンが入っているので、味がまろやかになりました。
ニラバージョンは、火が通り過ぎちゃうと歯ごたえがなくなるのでサッと炒める。
あと、調味料の水分を飛ばしておくのがポイントです。
シャキシャキ歯ごたえが良い!
私はニラよりも断然こっちが好きです。
韮菜花の代用はニラ?ニンニクの芽?
本場の蒼蠅頭(ツァンイントウ)は、韮菜花というニラの茎部分を使います。
しかし、日本じゃなかなか手に入りません。
そもそも韮菜花って、日本でも食べるのかな?
と思って調べてみたら、炒め物にしたりして食べるみたいです。
日本では「花ニラ」と呼ぶそうですよ。
(なお同じハナニラという名前で、お花もあるみたいですがそっちは食べられません。)
で、画像検索してみたら、花ニラの見た目がニンニクの芽にそっくりなんですよね。
成分もアリシンを多く含んでいるという共通点があるので、ニンニクの芽で代用できるんじゃないか?
ということで、今回はニンニクの芽でも代用してみました。
普通のニラと食べ比べてみましたが、私はニンニクの芽の方が好きでした。
まあ、これは好みですね。
ピータンを茹でる理由
普通は茹でませんよね、ピータン。
でも、今回ツァンイントウのレシピを中国や台湾のサイトで調べていたら、茹でるというレシピがたくさん出てきたんです。
日本では「ピータンは茹でる必要が無い」と言われているんだけどなあ...
てことで、中国語が出来る弟子に「何故ピータンを茹でるのか?」を中国のサイトで調べてもらいました。
すると、茹でる理由は二つ見つかりました。
☆臭いが軽減されるので茹でる
とのことです。
「固い方が料理に使いやすいし、臭いのはイヤ!」てことで、今回は茹でる事にしました。
普通にゆで卵を作る時と同じように、沸騰させてから約10分間茹でます。
むきにくかったので、水に入れてむきました。
(ゆで卵は、こうするとむきやすくなるよ!)
キレイというか気持ち悪いというか...
白い結晶はアミノ酸みたいです。
中身はしっかり完熟なピータンになってます。
茹でると黄身の部分は黒っぽくなって、まわりのゼリー状の部分は色が薄くなるらしいです。
臭いもほとんど無くなってます。
癖がなくなるので、ピータン茹でるのもありですね。
sponsored link