탕평채(タンピョンチェ)=蕩平菜
タンピョンチェという韓国の宮廷料理のレシピです。
韓国で韓定食を頼むと、タンピョンチェが出てくる事があります。
タンピョンチェは「ムク・肉・セリ・卵」などを使った彩りのキレイな料理です。
で、通常は牛肉を使うんだけど、毎度ながら私はウシを食べないので、豚肉で代用しました。
豚肉も国産の赤身を使えば、ニオイ等気にならず美味しく食べられます。
タンピョンチェの材料
- もやし 50g(しっぽと頭の部分は手で取る)
- セリ(茎の部分) 50g(4センチくらいの長さに切る)
- チョンポ(緑豆)ムク 1丁(セリよりも長めに切る)
- 赤身肉 50g(細切り)
- 卵 1個
肉のヤンニョム
- しょうゆ 大さじ1
- 白ごま 適量
- 砂糖 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- ニンニク 1欠片(みじん切り)
- ネギ 10センチ(みじん切り)
最後にかけるタレ
- しょうゆ 大さじ1
- お酢 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
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緑豆のムク(チョンポムク)の作り方
ムクを緑豆粉から作る方法です。
出来上がっている物を使う場合は、飛ばして下さい。
正式な作り方は、粉を水に溶いてから1〜2時間置いてから火にかけるのですが、すぐに作りたかったので時間をおかずに、すぐに火にかけて作っちゃいました。
それでも、全く問題なく作る事ができました。
【01】緑豆粉を水で溶く
緑豆粉と水の割合が「1:8」になるようにします。(今回は50gの緑豆粉に対して、水400mlを使った。)
まずは、少量の水で緑豆粉を溶かしてから、残りの水を入れて良く混ぜる。
【02】混ぜながら加熱する
火をつけてからは、とにかくかき混ぜ続けます。
途中で塩と油を少量入れて、トロットロになってきたら、火を止めて5分程冷まします。
その後、型に入れて固まるのを待ちます
【03】固まったら完成
1時間くらいで、プリンプリンに固まりました。
タンピョンチェの作り方
【1】肉を浸ける
肉のヤンニョムの材料を混ぜたら、豚肉によく揉み込んで、しばらく浸けておきます。
【2】セリのナムルを作る
セリを湯通しして、水で洗います。
水を良く切ってから、塩・ごま油をもみこんでナムルを作る。
【3】もやしのナムルを作る
(セリより少し長めに)湯通しして、水で洗わずにそのまま塩・ごま油をもみこんでナムルを作る。
【4】錦糸卵を作る
卵を溶いて(少し塩を入れる)、フライパンで薄〜く焼いてから、包丁で細く切っていきます。
【5】肉を焼く
タレに浸けておいた肉を、ごま油で肉を炒める。
【6】材料を盛りつける
切ったムクを皿に並べて、塩・ごま油をふりかけます。
ムク→肉→もやし→セリ→玉子の順番で盛りつけます。
美しく盛りつけ出来たー!!
これは見た目が綺麗なので、ホームパーリーでおもてなしする時なんかにちょうど良いですね。
(1度もした事ないけど。そもそも呼ぶ友達もいないけど。)
全ての具を一緒に食べると、美味なので、混ぜちゃう盛りつけでもOKです。
さすが、宮廷料理なので上品なお味ですね。
ムクは味が無くて寒天みたいなのに、かなりお腹にたまります。
ムクとは
「ムク」というのは、デンプンを固めてゼリー状にした物の事です。
どんぐり・緑豆・そば粉などから作ったムクがあるんだけど、どれも「ムク」自体には、ほとんど味がないです。
通常、タンピョンチェには緑豆粉で作った白いムク(チョンポムク)を使います。
出来上がったムクも売られているけど、粉さえあれば簡単に作る事が出来ます。
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