韓国の家庭や食堂でよく食べられている、テンジャンチゲの基本レシピです。
熱々で食べるのが美味しいので、是非トゥッペギを使って作ってみて下さい♪
※チゲ料理にはトゥッペギ(韓国土鍋)を使うと、調理をするのも楽です。
テンジャンチゲとは
된장찌개(トェンジャンチゲ)=味噌鍋
テンジャンチゲは日本のみそ汁の様に、韓国の家庭でもよく食べられているので韓国版のみそ汁って感じなのかな?(ちょっと違う気もする。)
テンジャン(トゥェンジャン)は韓国の味噌のことです。
韓国味噌は日本の味噌と同じく、スープや鍋料理によく使われます。
また、サムジャンと呼ばれる野菜に付ける味噌を作る時にも使われます。
(サムジャンの作り方は、テンジャン(韓国味噌)に、コチュジャン、胡麻、ごま油、玉ねぎ、にんにく、ネギなどを刻んで混ぜる)
テンジャンチゲに入れる材料に決まりはありませんが、豆腐と韓国カボチャ(エホバク)が入っている事が多いですね。
肉類や魚介類を入れるテンジャンチゲの他にも、野菜だけのテンジャンチゲもあります。(だし汁に旨味があるので野菜だけでも美味しく作れます)
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テンジャンチゲの材料
1〜2人分 20分
400円
- だし汁(煮干しなど) 1カップ強
- 木綿豆腐 1/2丁
- 豚肉 50g程度(少量でOK)
- ネギ 10センチくらい
- 韓国カボチャ※ 50g
- 玉ねぎ(中) 1/4個
- じゃがいも(中) 1/2個
- 青唐辛子 1本
- 赤唐辛子(飾りなので無しでもOK) 少量
- ニンニク 1片(みじん切り)
- コチュカル(粉唐辛子) 小さじ1(お好みで。入れなくても可)
- テンジャン(韓国味噌) 大さじ1
※ズッキーニで代用可。
作り方
【1】材料を切る
全部の材料を同じくらいの大きさ(小さめ)に切ります。
青唐辛子は無しでもOKですが、入れる場合は切った後に、水道水で種を洗い流した方が良い。(凄く辛いので)
【2】味噌を溶く
煮干しから取ったダシ汁に、豚肉を入れる。
次に、テンジャン(大さじ1強)を漉しながら入れる。
【3】材料を入れる
最初に切った材料を次の順番に入れて行く。
じゃがいも→ズッキーニ→玉ねぎ→唐辛子→にんにく→豆腐→コチュカル(粉唐辛子)→ネギ
(火の通りにくい材料を下の方にします。)
【4】煮立てる
あとはグツグツと煮立てて、材料に火が通ったら完成!!
とっても簡単です。
韓国では、焼肉屋に行くと必ずサービスでテンジャンチゲが出て来ます。
白いご飯とテンジャンチゲと焼肉は、韓国焼肉の定番!!
テンジャンチゲは、麦ご飯や玄米ご飯との相性もバッチリです。
ヘルスィーだけど、トド腹大満足のテンジャンチゲ。
煮立てる程に美味しくなる韓国味噌
日本は最後に味噌を入れて、沸騰させない。
韓国は最初に味噌を入れて、沸騰させる。
これは、日本のみそ汁と韓国のテンジャンチゲ(味噌鍋)の作り方の違いです。
似ている様で似ていないのは、作り方に違いがあるからなのです。
日本の味噌は、沸騰させると風味が損なわれるので、沸騰させない様にします。
一方の韓国の味噌は、沸騰させればさせる程、風味が増すと言われているので、最初に味噌を入れて煮立てて使うのです。
しかも、韓国味噌は、ガンガン沸騰させても成分が失われる事はないそうです。
ということで、韓国味噌を使った鍋は楽チンです。
最初に味噌を入れて、材料を煮込むだけで美味しくなるんだもん。
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