以前に、緑豆ムクを使った韓国宮廷料理タンピョンチェ(蕩平菜)を作りましたが、その時に使った緑豆粉末(チョンポムク)が大量に余ってしまいました。
買ったは良いけど、なかなか使う出番が無いんですよね。タンピョンチェなんて、そう頻繁に作る物じゃない...
ということで、持て余している緑豆粉末を使って簡単料理を二つほど作ってみました。
1品目:チョンポムクムチム(チョンポムクの和え物)
2品目:くずもち風チョンポムク
1品目:チョンポムクムチム
チョンポムクムチム(청포묵무침)
緑豆粉を使うレシピは、タンピョンチェ(蕩平菜)かコレかって言うくらいに有名です。
簡単な和え物なので、チョンポムクが余っちゃった時とかに作ると良いと思います。
しかしチョンポムク自体が無味なので、初めて食べる人は「ん???」と思うかもしれません。
緑豆粉からチョンポムクを作る方法は、コチラの記事の真ん中あたりに載ってます。
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チョンポムクムチムの材料
3〜4人分
- チョンポムク 半丁(200g)
- ごま油 大さじ1
- 塩 適量
- 白ごま 適量
- 韓国海苔 適量
チョンポムクムチムの作り方
【1】切る
チョンポムクを適当な大きさに切ります。
味がつきやすい様に、出来るだけ薄く切ります。
【2】和える
ボールにごま油・塩・白ごまをいれて、チョンポムクとよく混ぜます。
塩は適量と書きましたが、私は200g程度のチョンポムクに対して小さじ1/2くらい入れました。
【3】海苔を切る
韓国海苔を細かく刻んで混ぜます。
スーパーで売られている小さい韓国海苔を2枚使いました。
あーら、簡単wあっという間に完成しました。
ほぼごま油と塩の味ですが、なかなか美味しいですよ。
2品目:くずもち風チョンポムク
白くてプルプルしてるので、くずもちみたいにして食べたら美味しいかな・・・と思って作ってみました。
チョンポムクを作っている時に、かすかに甘〜い香りがただよって来るので、デザートにも出きるんじゃないかと思って。
実際に緑豆で作るデザートもあるので、甘い味付けも合うと思います。
くずもち風チョンポムクの材料
2〜3人分
- チョンポムク 半丁(200g)
- きなこ 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 水あめ(orはちみつ) 大さじ1
- 黒糖 大さじ1
- 水 100cc
くずもち風チョンポムクの作り方
【1】きな粉をまぶす
きな粉と砂糖(小さじ1)を、四角く切ったチョンポムクにまぶします。
【2】甘ダレを作る
鍋に水あめ・黒糖・水を淹れて、弱火で良く混ぜながらタレを作ります。
これ、なかなか美味しくできました。
プルプル食感も良いし、タレとも良く合います。
たっぷりと甘ダレをかけて食べると止まらないです。
緑豆あれこれ
緑豆粉には味が全く無いし、日本で使う習慣もないから使うのが難しいですね。
緑豆粉は、その名の通り緑豆から出来ています。
日本で緑豆と言うと、もやし・・くらいしか思い浮かばないけど、アジアでは非常によく食べられている豆なんです。
緑豆はインドでムングと呼ばれていて、ムング豆のカレーとしてよく食べられています。
中国では緑豆を使って春雨を作ったり、餅の原料にも使われているし、東南アジアではデザートの原料にも使われています。
緑豆にはビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、低カロリーなので、ダイエット食品としても使える。
もしかしたら、緑豆粉は寒天みたいな使い方が出来るかな??
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