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韓国の料理教室で習った「コダリムチム」を作ってみました。
しかし肝心なコダリが手に入らなかったので、近所のスーパーに売っていた普通の干しタラで代用して似たようなものに仕上げました。
*コダリとは*
コダリというのはスケトウダラを一夜干しにした物のことです。
詳しくは記事下に書きました。
スケトウダラと豆もやしの蒸し焼き
元レシピに書いてある正式名称は、코다리콩나물찜(コダリコンナムルッチム)です。
スケトウダラと豆もやしの蒸し焼きみたいな感じですね。
どんな料理かというと、いつもの赤いタレを作って豆もやしと一緒に蒸し焼きにするみたいな感じです。
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材料
*コダリ 1匹
*玉ねぎ 1/4個(薄切り)
*ネギ 15センチ(薄切り)
*セリ 1束 20g(ざく切り)
*豆もやし 100g
*水溶き片栗粉 適量
*白ごま 適量
*食用油 適量
タデギ(タレのこと)
*玉ねぎ 1/2個(すりおろす)
*コチュカル(粉唐辛子) 大さじ2
*だし汁(煮干し) 1/2カップ
*コチュジャン 大さじ1
*白ごま 大さじ1
*醤油 大さじ1
*砂糖 小さじ1
*ネギ 10センチ(みじん切り)
*にんにく 1片(みじん切り)
作り方
【1】豆もやしとセリを茹がく
尻尾をとった豆もやし(面倒なら取らなくても可)を、3分間茹でる。
3分くらいしたらセリも入れて、サッと湯がく。
そしたら、豆もやしとセリを取り出して流水にさらす。
【2】タデギを作っておく
タデギの材料を全て混ぜときます。
【3】干しダラに小麦粉をまぶす
切った干しダラをボールに入れて、小麦粉&こしょうをまぶす。
*干物は物によっては塩抜きが必要なので、要確認!
【4】干しダラを焼く
鍋に油を引いて、干しダラを焼く。
両面に軽く火を通したら、野菜(玉ねぎ・ネギ)を入れる。
さらに、その上に水気を切った豆もやしとセリを乗せる。
【5】蒸し煮にする
先ほど混ぜておいたタデギを入れて、フタをして蒸し煮にする。
煮汁が少なくなってきたら、水で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけます。
お皿に盛ったら、最後にごま油と白ごまをふりかけて完成。
真っ赤な蒸し煮ですね。
魚貝を使う韓国料理は、辛めに仕上げたほうが旨い気がする。
おお!
日本の安い干物でもいけるぞ。
思ったよりもふんわりと仕上がりました。
コダリってなんだ?
韓国で魚と言えばスケトウダラ!
というくらい、スケトウダラをよく見かけます。
韓国語でスケトウダラはミョンテって言います。
漢字で書くと「明太」です。
明太子の明太ですね。
日本でもスケトウダラの事を「メンタイ」と呼ぶ地域があるそうで、そこからスケトウダラの卵の事を「明太子」と呼ばれる様になったそうですよ。
おっと、いらない雑学を書いてしまった。
とにかく韓国ではスケトウダラをよく良くお見かけします。
しかも、同じスケトウダラでも状態によって呼び方がたくさんあるんです。
私は覚えきれないどころか、毎回頭から煙が出てしまいます。
スケトウダラの干物にあたるのがこの3つです。
内臓を抜いて半分乾燥させたスケトウダラのこと。
一夜干しとも言う。
煮物や蒸し料理に使う。
ファンテ
真冬の雪の中で作る干しタラ。
凍らせたり溶かしたりを繰り返した物らしい。
辛〜い蒸し料理なんかに使う。
プゴ
内臓を抜いてしっかりと乾燥させたスケトウダラのこと。
アミノ酸が豊富なので旨い!
プゴクスープに使うやつ。
この他にも、センテ、ドンテ、モクテ、ベクテ、チャクテなどいろんな状態のスケトウダラが存在するようです。
今回の料理は、コダリっていう一夜干しのスケトウダラを使うのが正解です。
日本にも一夜干しのスケトウダラはあるけど、そんなに簡単に手に入らないので、スーパーで売ってる普通の干しタラを使いました。
お湯で戻してから使えば、そこそこ近い食感になります。
日本の干物は塩分が強い場合が多いので、そのまま使うとかなりしょっぱくなってしまったりするので注意してね。
私は一度、そのまま煮込んで大失敗したことがあります。
調理前に水(塩水)に浸けたり、熱湯につけたりすると塩が抜けます。
本場の韓国産のコダリも通販でなら買えます。
料理教室では、調理用のハサミ&包丁を使ってコダリを3枚におろしました。
まずエラをハサミで切って、頭を包丁で切る。
そして、骨にそって包丁を入れていくと、3枚におろせました。
身が剥がれやすいからか、意外と簡単に出来ました。
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