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いろんな魚でアドボを作ってみました。
*アドボはフィリピンの煮込み料理です
アドボに使う魚の種類は?
フィリピンでは通常Bangusと呼ばれる魚を使うことが多いそうです。
Bangusは英語でミルクフィッシュ、日本語だとサバヒーと言います。
聞いた事ない魚だな〜と思ったら、日本では食べない種類の魚みたいです。
しかし、台湾やフィリピン、インドネシアではよく食べられているそうです。
特にフィリピンでは、魚と言えばサバヒーみたいです。
サバヒーと言っても、サバとは関係ありません。
また、ミルクの味がするわけでもなく、身が白いからミルクフィッシュらしいです。
さて、こんなにサバヒーのことを書きましたが、今回はサバヒーは使いません。
使いませんていうか、日本じゃ手に入りません。
(アメ横センタービルの地下とか行けば手に入るかもしれないけど)
どんな魚がアドボに合うのかはよく分からないので、何種類かの魚で試してみる事にします。
ちなみに、鮭やイワシを使ったアドボは存在するようです。
魚アドボの作り方
*魚の重さ200g基準
- 玉ねぎ(中) 1/4個
- にんにく 2片
- ローリエ 2〜3枚
- お酢 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1.5
- 砂糖 小さじ1
- こしょう 適量
- 水 大さじ2
基本の材料や作り方は、全て同じようにします。
アドボの詳しいレシピは、チキンアドボのレシピを見てね。
玉ねぎとニンニクはみじん切りにして、その他の調味料と合わせます。
このタレで魚を煮込むだけです。
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シャケのアドボ
鮭 150g
まずは、1番失敗の無さそうな鮭のアドボから作ってみます。
鮭は焼いても煮ても美味しく仕上がるので、きっとアドボにしても美味しいはず!
アドボのタレに入れて、弱火で15分程度煮込みました。
あれ?
思ったよりも美味しくなかったです...
不味いわけではないんだけど、あんまり合わないです。
タレの味に鮭が負けている感じです。
おかしいなあ〜
鮭がこんな感じだと、他の魚も難しいんじゃないかと思えてきました。
サバのアドボ
サバ 400g
サバヒーの響きに釣られて買ってしまったサバです。
ちょっと臭みがある魚だけど、サバの味噌煮込みとかもあるのできっとアドボもいけるでしょう!
魚の臭いを抑えるために、少しショウガを追加して煮込みました。
サバは、まあまあです。
予想通りの味と言うか、可もなく不可もなく...な感じです。
正直、サバはアドボにするよりも、サバの味噌煮の方が好きですね。
でもまあ、悪くはない感じです。
サヨリのアドボ
サヨリ 200g弱
新鮮なサヨリが売られていたので、ついつい買ってしまいましたが、家に帰って調べてみたらサヨリは骨が多いので、煮物に向いていない魚みたいです。
あら、どうしよう...
ということで、サヨリを一旦揚げてから煮る「揚げ煮」にする事にしました。
サヨリ全体に軽く米粉をまぶしてから、油で揚げます。
揚げたてのサヨリ美味しそう!
このまま食べたい気持ちを抑えて、アドボのタレで軽く煮込みました。
むむむ!
これは旨いです。
すっごく美味しく仕上がりました。
おそらくサヨリをアドボにする人なんていないと思いますが、一度揚げてから煮たら非常に美味しくなったんで、おすすめです。
1度揚げれば骨もそんなに気にならないので、丸ごと食べられます。
アジのアドボ
アジ 150g弱
フライ用に売られていたアジが割引になってたやつなんで、ちょっと鮮度が悪いです。
これは、普通にそのまんま調理しました。
うん、普通な感じに仕上がりました。
あまり癖の無い普通の魚アドボって感じです。
まあ、悪くないです。
1番美味しかった魚は?
アドボに使う魚なんて、何だって美味しくなるだろう。
と思ったんだけど、魚によってかなり違いました。
今回作ってみた中で、1番美味しかったのはサヨリでした。
1番煮物に向いていないサヨリですが、一度油で揚げたおかげか、凄く美味しく仕上がりました。
アドボは、油との相性がいい料理みたいです。
もしかしたら他の魚も、一度油で揚げてから煮たら美味しく仕上がるんじゃないか?と思います。
サヨリのアドボは、お弁当に入れて冷めてから食べても美味しかったです。
(サヨリアドボ&キムチ&卵焼き&下は海苔弁というワケの分からない多国籍弁当)
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