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台湾のローカルフード「魯肉飯(ルーローファン)」を作ってみました。
出来るだけ本場の味に近づけたかったので気合いを入れて作ってみました。
割と本格的な味に仕上がったんじゃないかと思います。
ルーローファン(魯肉飯)のレシピ
「本場の味に」とか言いながら、実は本場の台湾で魯肉飯を食べた事がありません。
上の写真は、上海の台湾料理の店で食べた魯肉飯です。
スパイスの独特な香りと甘みがあって濃厚な味だったなーと記憶してます。
凄くお腹にたまる料理でした。
通常、ルーローファンは脂身の多い豚バラ肉を使います。
先に豚肉を茹でてから作るバージョンと、そのまま炒めて作るバージョンがあるみたいなんだけど、少しでもヘルシーにしようと思ったので茹でてから作るバージョンにしました。
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材料
2人分くらい
- 豚バラ肉 200g
- ゆで卵 2個
- 赤玉ねぎ 1/3個
- ネギ 20センチ×2本くらい
- にんにく 1片
- 八角(スターアニス) 1個
- シナモン 一片
- 五香粉 小さじ1/2
- しょうゆ 大さじ2
- 黒砂糖 小さじ1
- 紹興酒 大さじ1
- パクチー お好みで
五香粉というのは、中国のミックススパイスです。
シナモン・クローブ・花椒・スターアニス・陳皮の5種類のスパイスが入っている。
(フェンネルが入っている事もある)
作り方
【1】玉ねぎを揚げる
赤玉ねぎとネギを細かく刻みます。
フライパンに油をひいて、弱火〜中火で焦げない様にカリカリになるまで揚げます。
揚がったら油をしっかりと切って、置いておきます。
【2】豚肉を茹でる
豚肉を5分くらい茹でて、余分な油と臭みを落とします。
豚肉が冷めたら、1センチ角くらいの大きさに切っておきます。
【3】豚肉を炒める
(煮込むので土鍋を使うのがオススメ)
鍋に油をひいて、にんにくと豚肉を炒めます。
途中でスパイス(八角とシナモン)を入れて、油に香りを移す様に絡めます。
豚肉に軽く焦げ目が付いて来たら、五香粉を混ぜます。
【4】豚肉を煮込む
水(300mlくらい)を入れて、しょうゆ、砂糖、紹興酒を入れます。
最初に揚げておいた玉ねぎ&ネギも一緒に入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火にして、そのまま30分煮込みます。
(途中でゆで卵を入れて、一緒に煮込みます。)
【5】15分冷まして、さらに5分煮込む
火を止めて、フタをして15分ほどそのままにします。
15分経ったら、最後にまた沸騰させてから弱火にして5分間煮込んで出来上がり。
お好みでパクチーや、茹でたチンゲンサイを乗せたりします。
ほどよく中華スパイスが効いていて、美味しいです。
健康になりそうな味。
しかし豚バラ肉は油が凄いですね。
調子に載って一気に食べ過ぎて胃もたれしました。
煮汁が絡んだ白いご飯が美味しい。
この汁で何杯でもいけちゃいます。
でも、胃もたれ...
ルーロー飯の素を使ってみた
簡単にルーローファンが作れる「ルーロー飯の素」を使ってみました。
これ1袋で豚肉400gを用意する必要があります。
てことは、4人分くらいかな?
原料はこんな感じ。
スパイス類は、「八角、シナモン、花椒、フェンネル、クローブ、陳皮、こしょう」が入っているみたいです。
中身はこの液体っぽい袋1つだけです。
本来ルーローファンで使う肉は、豚バラ肉ですが「豚ひき肉でも代用可」と書かれています。
家の冷凍庫に豚バラ肉(200g)と豚ロース(200g)があったので、これで作ってみます。
【1】豚肉を茹でる
パッケージに書かれている作り方では、いきなり「ごま油で炒める」とありますが、油を少し抜きたかったので軽く茹でました。
【3】煮込む
水(400ml)にルーロー飯の素を入れて豚肉を入れ、弱火で25分間煮込みます。
途中でゆで卵も入れて一緒に煮込みました。
【4】完成
25分間では、あまり水分が飛ばなかったのでさらに15分くらい煮込みました。
これはかなりスパイスが効いています。
独特なミントみたいな味は、フェンネルかクローブかな?
「ルーロー飯の素」は、本格的なスパイスを楽しみたい人にはおすすめです!
豚ロースを半分使ったので、重すぎない仕上がりになりました。
豚バラだけだと油が多すぎて胃もたれする人は、豚ロースとかひき肉で作ってみてください。
荻窪の台湾料理屋で食べたルーローハン
荻窪の「呉さんの台湾料理」という台湾料理屋で、ルーローハンを食べてみました。
これなんと、300円という枝豆並みの安さです。
ひき肉を使っているのでそんなに油っこくないし、スパイスもあまり効いてなくて食べやすかったです。
そういえば、この店のメニュー表にはルーローハンを「滷肉飯」と表記していました。
「滷肉飯」と「魯肉飯」との違いは何だろう?
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