春になるとスーパーでも良く見かける「わらび」ですが、日本では山菜そばに入っているくらいのイメージしか無いんじゃないかな。
そんなにメジャーな野菜じゃなですよね??
韓国ではユッケジャンには必ず入っているし、わらびナムルもよく見かけます。
ということで、今回は「わらびナムル」を作ります。
エゴマ粉を使った、고사리 들깨 나물(コサリ トゥルケ ナムル)=わらびのエゴマナムルです。
わらび(고사리)のあく抜き
わらびには、生わらび・水煮わらび・乾燥わらびなど、色んな状態の物が売られています。
まず、生のわらびを使う場合はアク抜きが必須です。
あく抜きって簡単なんだけど、時間かかるから面倒くさいんですよね。
わらびのアク抜き方法はタケノコとかと一緒で、重層・米ぬか・米のとぎ汁とかで煮込むだけです。
だいたい20分くらい煮て、冷まして、何度か洗えばOKです。
生のわらびは面倒なので、わらびの水煮を使うのが1番簡単ですね。
そのまま使えるから。
しかし、今回使うのは干しわらびです。(乾燥わらびと言うのかな?)
私が使うのは韓国食材店の通販で買った中国製のわらびです。
▼これは韓国産
乾燥状態になると、「これ、ほんとにわらび??」ってくらい、とても不思議な形になっています。
通常は、干しわらびを作る前にアク抜きをしているはずなので、アク抜きの必要はありません。
水分を入れて戻してやるだけでOKです。
(OKなんだけど...今回買った干しわらびは中国製の物なので、万が一あく抜きされてなかったら怖いなぁ、と思ったので、一応、米のとぎ汁で煮てみました。)
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干しわらびの戻し方
まず、戻したい量の干しわらびを用意します。
(干しわらびは、だいたい3〜4倍の重さに膨らみますよ。)
【01】水で洗う
干しわらびに絡まっているゴミなんかを水洗いします。
【02】鍋で20分間煮る
鍋に適量の水を入れて、弱火で20分以上沸騰させます。
【03】フタをして冷ます
火を止めてフタをして、そのまま冷めるまで待ちます。
【04】水を替える
冷めて来たら、水を取り替えてしばらく置いておけば完了です。
わらびナムルの材料
- わらび 200g
- にんにく 1片(みじん切り)
- ねぎ 5センチ(白い部分はみじん切り、青い部分は輪切り)
- しょうゆ 大さじ1弱
- ごま油 大さじ1
- えごまの粉 大さじ1
- 塩・こしょう 適量
- 白ごま 適量
エゴマ粉が無かったら、普通のすりごまでもOKです。
わらびナムルのレシピ
【01】わらびを切る
わらびを食べやすいサイズにカットします。
【02】鍋に調味料を入れる
(まだ火をつけないでね)鍋にカットしたわらびを入れます。
そこへ、みじん切りのネギ・ニンニク・エゴマの粉を加え、上から醤油(大さじ1弱)とごま油(大さじ1)をふりかけます。
【03】混ぜる
(まだ火をつけないでね)全体をよく混ぜます。
料理教室では素手で混ぜるように言われましたが、箸などでも大丈夫でしょう。
【04】煮こむ
水を少し(100〜200ml程度)足して、火をつけます。
しばらく煮込んで、水分が飛んできたら、最後に塩こしょうで味を整えます。
白ごまをふりかけて完成です。
わらびって、思ったよりも味があって美味しいです。
ちょっと塩こしょうが足りないかな??と思って、ついつい入れ過ぎちゃうのでご注意。
ナムルは冷めてからの方が美味しいし、味が分かりやすいので味付け薄いかな??くらいで止めておきましょう。
(今回はちょっと塩入れ過ぎた・・・)
そういえば、今回は雪平鍋で作っちゃったけど、フライパンで作った方が水が飛びやすくて楽ですね。
そして、わらびが思ったいた以上に膨らんでしまったので、戻した干しわらびが大量に余ってしまった・・・
ということで次は、戻し過ぎたわらびを使ってユッケジャンを作ります。
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