乾燥豆(ダル)を使った、本格的なダルカレーのレシピです。
今回は肉や魚を使わないベジタブルカレーなので、うまみは野菜だけで出します。
じっくりと炒めれば、玉ねぎとトマトから、かなり旨味が出るので「だしの素」無しでも充分に濃厚なカレーが出来ます。
なお、旨味を出すのポイントは「玉ねぎと塩」です。
ダルカレーのレシピ
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材料
- 乾燥ダル(レンズ豆やムング豆などお好みで。今回はミックスダル使用。) 1/2カップ
- 玉ねぎ(大) 1個(粗みじん切り)
- しょうが 1片(みじん切りorすりおろす)
- ニンニク 1片(みじん切りorすりおろす)
- トマト 1個(もしくは、トマト缶 1/2缶。玉ねぎと同量か少ないくらいが良い。)
- クミンシード(ホール) 小さじ1
- ターメリック 小さじ1/2(ダルを煮る時に)
- 塩 適量
- サラダ油 適量
- ガラムマサラ 少々
パウダースパイス
(面倒くさいので、パウダースパイス類は最初にまとめておきます)
- ターメリック 小さじ1/2
- チリパウダー 小さじ2(お好みで)
- コリアンダー 小さじ1
- クミン 小さじ1/2
作り方
【1】ダルを水に浸ける
まずは、乾燥ダルを水に浸けておきます。(時間はだいたいムング豆なら3時間、チャナダルは6時間、レンズ豆は不要。)
時間が経つと倍くらいの量になります。
※圧力鍋を使う場合は、水につけなくてもOKです。
【2】パウダースパイスを用意
カレーを作る前に、あらかじめカレーに入れるパウダースパイスを用意しておきます。
私は辛いのが好きなので、普段はチリパウダーは小さじ3~4杯入れてます。
【3】ダルを煮込む
鍋に塩(少々)とターメリック(小さじ1/2)を入れて、ダルが柔らかくなるまで煮ます。だいたい30分〜40分くらいかな。
【4】玉ねぎを炒める
ダルとは別の鍋に油を引いて、クミンシード(小さじ1)を入れて香りが出て来たら、みじん切りの玉ねぎを炒めます。
焦げないようにジックリと炒めていき、10分くらいして玉ねぎが透き通ってきたら、ニンニク・生姜を入れて、さらに炒めます。
【5】パウダースパイスを入れる
ニンニクの良い香りがして来たら、トマトを追加して炒めます。
ペースト状になったら、【2】で用意しておいたパウダースパイスを入れて、全体を良く混ぜます。
※パウダースパイスは焦げやすいので、いったん火を止めてもOK。
【6】ダルに混ぜる
火が通って柔らかくなったダルと混ぜます。(どっちの鍋で混ぜても良いです)
水分が足りなくなったら、水を追加する。
【7】煮込みつつ、味を調整
10分程度煮込んだら、少しずつ塩を入れて味付けをします。
最後にガラムマサラを加えて、完成です。
お好みでパクチーを乗っけても、美味しいですよ。
今回使った食材
ダル
使った豆は、この様なミックスダル(豆)です。
今回使ったミックスダルはインドで買った物なんだけど、日本でもインド食材店や通販等で購入出来ます。
大きめのスーパーでも乾燥豆は売られているけど、量が多くて値段が安いのはやはり、インド系の食材店か通販かな。
簡単に作りたいなら、浸け置き不要で火の通りやすいレンズ豆がオススメです。
でも、個人的には1番火の通りにくいチャナダル(ひよこ豆)が、濃厚でクリーミィーな味がするので、好きです。
スパイス類
今回使ったスパイス類は、ターメリック・クミン・コリアンダー・チリです。
これはインドカレーの基本スパイスで、これさえあればインドカレーが作れます。
悪魔の糞「ヒング」
今回は使っていませんが、ヒングというスパイスを加えるとさらに美味しくなります。
ヒングは「悪魔の糞」と呼ばれるくらい臭いスパイスなのですが、油&熱を加えると不思議なことに超美味しくなっちゃう魔法のスパイスなのです。
通常は野菜料理(特に豆料理)に使用するのですが、ネパール人主催のインド料理教室ではバターチキンにも使っていたので、肉料理の風味付けにも使われる様です。
とにかくヒングが手に入るなら、ベジ系カレーに使ってみて下さい。
言われているほど臭いはキツく無いし、コクが増して美味しくなりますよ^^
使用量は耳かきいっぱいくらいでOK。
使う順番は、最初のクミンシードの後に入れます。
インド製レトルトダルカレーを食べてみた
ダルカレーは好きなんだけど、いちいちダルを水に浸して〜とか作るのが面倒!!
ということで、買ってみました。
インドの有名なレトルトカレーメーカーMTRのダルフライです。
動物性の原料は一切入っていないので、ベジタリアンでも安心して食べられるインドカレーです。
300円以上したので、ちょっとお高いかと思ったんだけど、これ2人分入ってるんですね。
そう考えたら高くは無いです。
非常に優しい味です。
日本のレトルトカレーを想像して食べると、味が足りないと思うかもしれないですね。
でもこういうカレーの方が豆の味を噛み締められる!豆好きにはたまらないです。
ちなみに、このカレーに使われている豆の種類はキマメ(ツールダール)で、南インドでよく使われる豆だそうです。
【豆別】ダルを使ったレシピリンク集
レンズダル、ムングダル、チャナダルなどの豆を使ったレシピです。
ネパール風レンズ豆ダルカレー
ダルカレーをネパール風に作ってみました。
ネパールのダルは、サラッとしていてシンプルな味付けが多いので、みそ汁っぽいイメージです。
ベンガル風チャナダルカレー
パンチフォロンというベンガル地方のスパイスを使って、ベンガル風のダルカレーを作ってみました。
チャナマサラ(ひよこ豆のスパイス炒め)
こちらは挽き割りではなく、丸ごとひよこ豆を使ったレシピです。
豆だけだけど、食べ応えあります。
チャナチキンカレー(ひよこ豆&鶏肉)
これも、丸ごとひよこ豆を使ったレシピです。
鶏肉と一緒に煮込むカレーです。
たんぱく質が多そう...
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[…] […]
[…] あとは、箇条書き程度にしよう。今日は久しぶりにインドカレーをつくった。新しい試みは、レンズ豆という豆をつかったことだ。豆を用いたインドカレーはダールカレーというらしい。失敗したのはカイエンペッパーを小さじ2杯半入れたらとても辛かったこと。覚えておこうと思ったのは、レンズ豆を煮込むとき塩は小さじ1/4、カレーには小さじ2。これがちょうどよかった。あっさり味付けのインドカレーは塩の加減で味が結構かわるのだ。レシピはここのをつかわせてもらった。美味しかった。ありがとうございます。 […]