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注意「このレシピは、激辛です。」
ナシゴレン・カンポンを作ってみました。
マレーシアのナシゴレンです。
ナシゴレンと言えば、前回作ったバリ風ナシゴレンの方が有名ですが、マレーシアでもナシゴレンは一般的に食べられています。
ナシゴレン・カンポンのレシピ
マレーシアで食べるナシゴレンは、とにかく辛い物が多いです。
その中でもカンポンは特に辛いです。
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材料
1人分の分量です
- ごはん 1膳
- 鶏肉 50g
- 空芯菜などの葉もの野菜(ニラを使用) 2〜3本
- 卵 1個
- 青唐辛子 3本(これはお好みで)
- しょうゆ 適量
- イカンビリス 大さじ1
青唐辛子は、このように縦に切り込みを入れておく。
(辛いのが苦手な人は中の種を抜いちゃう)
サンバル(ソース)
- ニンニク 2〜3片
- 赤唐辛子 5本
- 玉ねぎ(小) 1/4個
- イカンビリス 大さじ1
- ブラチャン(カピで代用) 小さじ1
- 塩 少々
イカンビリスは、小さめのカタクチイワシの頭とはらわたを取って揚げた物です。
スーパーで売られている「食べる煮干し(普通の煮干しよりも小さい)」で代用しました。
頭とはらわたを取って、少量のお湯に浸けて柔らかくしてから、たっぷりの油で炒めました。
作り方
【1】材料を砕く
まずはサンバルを作ります。
ニンニク、赤唐辛子、玉ねぎ、イカンビリスをすり鉢等で砕いて良く混ぜておく。(ミキサーを使っても可。もしくはみじん切り。)
【2】サンバルを炒める
フライパンに多めに油をひいて、【1】とブラチャン(小さじ1)を入れて炒める。
【3】鶏肉を炒める
小さめに切った鶏肉を入れて、火が通るまで良く炒めます。
鶏肉に火が通ったら、しょうゆ(大さじ1)を追加して全体を混ぜる。
【4】葉もの野菜を入れる
ここで、葉もの野菜を入れる。
*辛いのが苦手な場合は、ここで青唐辛子を一緒に入れる
【5】卵を入れる
卵を割って、目玉焼きの状態で少し待つ。
白身が固まってきたらかき混ぜて、全体を混ぜ合わせる。
【6】ごはんを入れる
ごはんをほぐしながら入れて、全体をよく混ぜながら炒める。
【7】イカンビリスを入れる
青唐辛子とイカンビリスを入れて、良く混ぜる。
ごはんの水分が飛んで、パラパラしてきたら完成。
マレーシアの食堂で良く出て来る、生唐辛子を刻んだ物をしょうゆ漬けにしてあるやつです。
これをかけて食べるとさらに辛くて美味しい!!
んっはーーーー、辛い!!
辛いけど、マレーシアで食べたのはもっともっと辛かった気がします。
やっぱり唐辛子の種類かな。
マレーシアでチリパディと呼ばれている小さくて辛〜い唐辛子は、多分バードアイと同じか、似た種類の物だと思います。
バードアイの辛さは、日本の唐辛子(鷹の爪)の2倍〜5倍くらいです。
今回使った唐辛子は日本の物なので、最低でも2倍の量は入れないとマレーシアで食べるナシゴレン並みに辛くならないですね。
とは言え、けっこう辛い。
辛党の私には、ちょうど良い辛さで美味しかったですが、辛いのに弱い方は加減して下さい。
ナシゴレンの素を使った簡単レシピ
マレーシア製のナシゴレンの素を買ってみました。
これを使えば簡単にマレーシア風ナシゴレンが作れるみたいです。
中身はペースト状で、サンバルソースですね。
海老の香りかな?発酵したような何とも言えない良い香りがします。
ちょっと気になったので、日本語表示のシールをペロッとめくってみたら、若干原材料が違いました。
英語の方を翻訳してみたら「唐辛子、干しエビ、魚醬、シャロット、グルタミン酸ナトリウム、食用油、食品香料」になった。
国によって表示って、こんなに違うものなのか!?(アレルギーとかある人は、要注意ですな。)
ということは、作り方も違うのでは!?と思ったら、やっぱり若干違うみたいです。
ま、作り方なんて適当でも美味しくなると思うんだけど、今回は素の表示の方に寄せて作ってみようかと思います。
野菜、肉、海老、卵、イカ、他お好みの材料を入れると書かれてましたが、家にあった物だけで作りました。
↓2人分の分量です。
・ご飯 2杯分
・鶏肉 100g
・卵 1個
・干しエビ 適量
・唐辛子 1本
・飾り(レモン、トマト、きゅうり) 適量
ご飯と干しエビを入れて、良く混ぜながら炒める。
最後に塩で味を整えたら完成です。
ちょっとご飯が多すぎたかな、と思ったけどちょうど良かったです。
なかなか美味しく作れました。
油をた〜っぷりと使うと、マレーシア感が出ますね。
たしかジュピターコーヒーで買った物なので、見つけたらまた買おうかな。
マレーシアのナシゴレンは種類が豊富
マレーシアには、インド系・中華系・マレー系などいくつかの人種がいるんだけど、人種によってナシゴレンの味が違うみたいです。
インド人系のお店のナシゴレンはそんなに辛く無いけど、マレー系のお店のナシゴレンは基本的に非常に辛いです。
(中華系の店でナシゴレンは食べた事ないので不明。だけど多分辛く無いと思う。)
そして、マレー系の食堂は、ナシゴレンの種類がかなり豊富です。
1番上にBIASA(ビアサ)と書かれている安いやつが「一般のナシゴレン」という意味で、ノーマルタイプなんだけど、これもだいたい凄く辛いです。
唯一辛くないのが、二番目に書かれているCINA(チナ、中国のこと)で、いわゆるチャーハンのことです。
コレ以外はだいたい辛い。
そんな中でも1番辛いと言われているのが、九番目に書かれているKAMPUNG(カンポン)で、田舎風という意味らしいです。
ナシゴレンカンポンには、まるごと炒めた青唐辛子がドンと入っているので、辛いのが苦手な人には厳しいかもしれないです。
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