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韓国風なサバの煮付けを作ってみました。
サバの煮物と言えば日本では味噌煮が定番ですが、韓国ではウゴジと一緒にを煮物にしたりします。
ウゴジとサバの煮物レシピ
ウゴジ ゴドゥンオ ジョリム(ウゴジとサバの煮物)です。
ウゴジが用意出来ない場合は、普通の白菜を使ってください。
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ウゴジの作り方
ウゴジは、白菜の外葉(外側の部分)を乾燥させた物のこと。
又は、1度煮た外葉を凍らせた物のことです。
(詳しくは記事下に書きました)
ウゴジの作り方は色々あるみたいですが、私はこんな感じで簡単に作り置きしました。
ちゃんと干してからゆでたり、塩漬けしてからゆでたり、一緒にとぎ汁やマッコリを入れて柔らかくしたり、時短でレンジを使う物まであるみたいです。
材料
あ、大根を撮り忘れた...。
- ウゴジ 2〜3枚
- サバ 1/2匹
- 赤唐辛子 1本
- 大根(中) 5センチくらい
- 玉ねぎ(小) 1個
煮物のタレ
- 白ネギ 5センチ(みじん切り)
- にんにく 1片(みじん切り)
- しょうが 1片(みじん切り)
- しょうゆ 大さじ1
- コチュカル(粉唐辛子) 大さじ2
- コチュジャン 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- ごま油 大さじ1
- ごま 適量
- こしょう 適量
- 煮干しのだし汁(水でもOK) 1カップ
作り方
サバは丸ごと1匹を使う場合は、4等分に切ってから洗ってキモを取ります。
味付けが濃いので、キチンとさばいたりしなくて大丈夫です。
料理教室でも、みんな適当にブッタ斬ってました。
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【2】ウゴジとサバを鍋に入れる
深めの鍋にウゴジと大根を敷き詰めて、その上にサバを乗せます。
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【3】タレをかけて煮る
上からタレをかけて、フタをして煮込みます。
水分が減ってきたときに焦げやすいので、要注意。
途中で水分が減り過ぎたら、水を追加しながら煮込みます。
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【4】残りの野菜を入れてさらに煮る
半分くらい煮えてきたら、赤唐辛子と玉ねぎを入れてさらに煮込みます。
脂の乗ったサバだったんだけど、一緒に入れた野菜のおかげでバランスの良い味になりました。
毎度の事ながら、韓国のおかずは白いご飯が進みますね。
サバは傷みやすいので、買ったら早めに調理しましょう。
ウゴジって何?
韓国の料理教室で、ウゴジという単語を初めて聞いた私は、
「ウゴジっていう野菜があるのか?見た目は白菜に見えるけど...」
と思ったので、先生に聞いてみました。
そしたら
「ウゴジは、キムチを漬ける前の白菜の事よ!」
と教えられました。
(まあ、間違ってはいないんだけど)
その説明からてっきり
「ウゴジっていうのは、白菜の塩漬けの事か」
と思っていたんだけど、ちょっと違ったみたいです。
ウゴジというのは、白菜の外葉の青い部分を一度茹でてから乾燥させた物の事です。
韓国では、白菜キムチを浸ける時に使わない部分の外葉をウゴジにして保存食にするんだそうです。
ウゴジには繊維質が豊富で、カルシウムやビタミンA、C、B1、B2などの栄養素が摂取できます。
乾燥させた野菜は栄養分がアップします。
ウゴジとシレギの違い
実は、ウゴジと同じ様な物でシレギと呼ばれる物もあります。
違いが良くわからないな〜と思って調べてみたのですが、結局よく分からなかったです。
日本のサイトには「ウゴジは白菜で、シレギは大根の葉」と書いてあったり、シレギは方言だと書かれていたり...
韓国のサイトで調べてみると、「ウゴジは白菜で、シレギは大根と言われているが、標準国語大辞典によると、両方ともシレギと言う事が出来る」と書かれてました。
で、ウゴジとシレギの違いは「ウゴジは白菜の外葉や大根の葉をそのまま(又は茹でて)干して乾燥させた状態で、シレギは青物野菜の外葉を乾燥させたその物を指す。」らしいです。
結局のところ、どっちも同じような説明なので2つの違いは良く分かんなかったです。
一説には、シレギはスレギ(ごみ)から来ている言葉だと言われているんだとか。
もともと、野菜の外葉は捨てていたからかな。
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