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安東チムタク(안동 찜닭)は、韓国の東南部にある慶尚北道の安東市の郷土料理です。
前回作ったタットリタンが、元になっているという説もあり、作り方が似ています。
安東チムタクのレシピ
チムタクは、チムラタクヤの略ではありません。
チムは蒸す、タクは鶏肉という意味です。
安東チムタクは、安東(アンドン)地方の郷土料理です。
いつからある料理なのかは不明だけど、慶尚北道の安東市が起源みたいです。
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材料
2人分くらいの分量
- 骨付き鶏肉 400g
- じゃがいも(小) 2個
- にんじん(小) 1/2本
- 玉ねぎ(中) 1/2個
- ネギ 1/3本
- 韓国唐辛子(生) 2本
- 韓国春雨 50g
- 白ごま(トッピング) 適量
・にんにく 2片
・しょうゆ 1/2カップ
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・水あめ 大さじ1
作り方
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【1】鶏肉を茹でる
鍋に水(鶏肉が浸るくらいの量)を入れて、鶏肉を茹でます。
15分くらいしたら、アクを取る。
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【2】野菜を切る
野菜は、写真の様に大きめに切っておきます。
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【3】ヤンニョムを作る
ヤンニョムの材料を全て混ぜ合わせておく。(にんにくはみじん切り)
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【4】春雨を水に浸ける
韓国春雨を水に浸けて、ほぐしておく。
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【5】じゃがいも、ニンジンを煮る
アクを取った鍋にじゃがいも、ニンジンと、ヤンニョムを入れて、フタをして10分程度煮込みます。
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【6】玉ねぎ、ネギ、唐辛子を入れる
じゃがいもが柔らかくなったら、玉ねぎ、ネギ、唐辛子を入れて、フタをして、さらに5分程度煮込みます。
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【7】春雨を入れる
フタを取って、韓国春雨を入れてから、少し煮込んで水分を飛ばします。
最後にゴマを振りかけたら完成。
甘味もあるけど、唐辛子を種ごと入れたからすごく辛いです。
安東チムタクは、マッコリにとても良く合う食べ物です。
タットリタンはご飯に良く合う家庭料理だけど、これはマッコリに良く合うつまみ料理ってイメージ。
安東(あんどん)に行きたい
安東は、昔の韓国農村の古民家などが保存されている民俗村(河回村)がある所です。
私がまだ10代だった頃。
家の近所にオシャレな骨董品屋が出来たんです。
そこの店名が「チョガ」という珍しい名前でした。
店主に
「チョガってどういう意味ですか?」
と聞くと、
「韓国の昔の家でね、藁葺き屋根の家のことなんだよ。安東という地方に行くと、今でも見られるんだよ!」
と教えてもらった事があります。
店主は日本人の方だったんだけど、韓国の骨董品がとても好きだったみたいです。
で、安東について色々と教えてくれました。
当時はアニョハセヨという挨拶すら知らなかった私ですが、
「いつか韓国に行くことがあったら、まずは安東に行ってみよう!そんで、チョガを見学してみたいな。」
と思ったのです。
しかし、それから韓国に興味を持ち、何度も旅行に行ったり長期滞在までしてみたのに、1度も安東に行ってません。
チムタクを食べるたびに、チョガのことを思い出すんだけど、タムタク食べただけで満足しちゃうんです。
でもいつかは安東に行って、本場のチムタクを食べてみたいと思ってます。
(微妙に目的が変わっている)
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