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グンドゥルックという謎の乾燥葉を使ってスープを作ってみました。
2019年9月に、みんな大好きティラキタで買い物をした時に買っていたグンドゥルックという得体の知れない物を買っていたんですよ。
でも、いまいち使い方が分からずに寝かせ続けてきました。
しかしグンドゥルックの賞味期限が2021年3月中!!
これはやばい!ということで急いで使ってみることにしました。
グンドゥルックとは?
グンドゥルックとは、青菜を発酵させて乾燥させたネパールの保存食です。
ミネラルが豊富で、冬の野菜が取れない時期には欠かせない発酵食品なんだそうです。
使う青菜は、からし菜、ラディッシュの葉、カリフラワーの葉など。
いずれもアブラナ科の葉っぱみたいですね。
ネパール以外にも、インドのシッキム州やダージリン、カリンポンなどで食べられているらしいです。
ということは、その辺一帯を旅行をしたことのある私は食べたことがあるのだろうか?
どうなんだろうか?
記憶にはないから食べてないのかな。
グンドゥルックは、アチャール(ピクルス)にして食べたり、
豆と一緒に煮込んでスープにして食べたりするようです。
私はグンドゥルックをスープにしてみようと思います。
なんとなく韓国のシレギ(大根葉を乾燥させた物)に似てるかな?と思いまして...
シレギといえばスープなので、グンドゥルックもスープにしてみます。
グンドゥルックを水で戻す
まずは、乾燥葉を食べられる状態に戻します。
かなりカッチカチで、超乾燥してるんですよこれ。
全然シレギじゃなかった。
で、ニオイにクセがあります。
これは乾燥わらびと同じ臭いだ!
てっきりアクの臭いだと思ってたんだけど、グンドゥルックにアクはなさそうなので発酵したニオイだったのかな。
(乾燥わらびって発酵してるっけ?)
グンドゥルックをぬるま湯に浸してみました。
少しぬるま湯に浸したくらいで柔らかくなるような奴ではなさそうです。
ニオイも気になるので、何度か繰り返しぬるま湯に浸しましたが、そんなに柔らかくなりません。
でもまあ、スープにして煮込めば柔らかくなるかな?
試しにこの状態のグンドゥルックをかじってみたら...
あれ?想像と違う味だ。
食べてみるとニオイは全く気にならない。
意外といける!?
てことで、このままスープを作ってみようと思います。
グンドゥルックスープのレシピ
最初はYouTubeで見つけたこの「Gundruk ko Jhol」というレシピを試してみようと思ったのです。
しかし豆を揚げるのとか面倒なんで、やめました。
もっと簡単にグンドゥルックとジャガイモを煮込んでスープにしてみようと思います。
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材料
*じゃがいも 1個
*玉ねぎ(大) 1/2個
*トマト(中) 1個
*ニンニク 2片
*しょうが 1片
*唐辛子 1本
*食用油 適量
*塩 適量
スパイス類
*フェヌグリークシード(メティ) 小さじ1
*ヒング 少々
*ターメリックパウダー 小さじ1/2
*チリパウダー 小さじ1
*コリアンダーパウダー 小さじ1
グンドゥルックは乾燥状態で50gでしたが、水で戻したら結構な量だったので実際に使ったのは半分くらいです。
作り方
【1】材料を切る
材料はこんな感じに切りました。
インドカレー作る時みたいな感じ。
【2】スパイス→玉ねぎを炒める
まず油をたっぷり入れて、フェヌグリークを炒めます。
香りがしてきたら唐辛子とヒングを少し入れてさらに炒めます。
次に玉ねぎを入れてしばらく炒めて、ニンニク&生姜を加えます。
【4】スパイスを加える
トマトがペースト状になって水分が減ってきたら、パウダースパイスを加えます。
【6】グンドゥルックを加えて煮る
ここでついに、グンドゥルックさんが登場。
一緒に水も加えてしばらく煮込みます。
【7】仕上げ
グンドゥルックさん柔らかくなったかな?
あれ?
まだ硬い...
なかなか柔らかくならないので、かなり煮込みました。
それでも完全に柔らかくはならないまま、塩で味を整えて完成ということにしました。
煮込みすぎて汁は減り、ジャガイモはボロボロです。
しかし味は見た目よりは、まともだと思います。
グンドゥルックは、少し芯みたいなのが残っている部分もあるけど意外と大丈夫。
あの独特な臭いも多少あるけど、食べてみると不思議と全然クセがないです。
クセがなさすぎるので、もしかしたら最初にぬるま湯で何度も洗いすぎたのかな?
スープにするなら、そのまま煮込んじゃっても良かったのかも。
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