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通販で買った乾燥トラジを使って、トラジナムルを作ってみました。
正確には、ナムルっていうか「トラジ ムチム(도라지 무침)」という和え物です。
トラジというのは、桔梗の根っこです。
根っことは思えないくらい、シャキシャキしていて、食感が良いんです。
しかも、とっても体に良いんです。(トラジの効能は記事下に)
*元レシピは「ツルニンジンの生和え」というものでして、ツルニンジンはトラジ以上に入手が難しい食材です。
トラジは持ってないけど、なぜだかツルニンジンなら家にあるよ!という場合は、ツルニンジンで作ってみてください。
トラジナムルのレシピ
今回使う乾燥トラジも、前回のわらびと同じく、韓国食材店で購入した中国産のトラジです。
まずは、この乾燥トラジを戻します。
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材料
*にんにく 1片(みじん切り)
*ネギ 5センチ(みじん切り)
ヤンニョム(調味料)
*コチュカル(粉唐辛子) 小さじ1
*コチュジャン 大さじ1
*さとう 小さじ1
*酢 大さじ1
*塩 少々
*炒りごま 適量
乾燥トラジの戻し方
あく抜きには米のとぎ汁と塩を使います。
(重曹や米ぬかでもあく抜き出来ると思うけど、やったことないので分かりましぇん。)
注意点は、煮てはいけないという事です。
煮ると身がボロボロになっちゃうので、トラジは煮込んじゃダメなんだそうです。
お湯を注いで、冷めるのを待つくらいなら大丈夫だと思います。
今回は、乾燥状態で50gのトラジを戻します。
1、とぎ汁に浸ける(最低2時間)
まず、乾燥トラジを流水でよく洗って汚れを落とします。
次に米のとぎ汁に浸けます。
2時間以上は浸けておいた方がいいらしい。
2、塩を揉み込む
水を切って、またよく洗います。
そしたら、小さじ1〜2杯くらいの塩を振って、手で揉み込みます。
3、水で洗い流す
流水で塩を洗い流します。
ここで試しにかじってみて、苦くなければOKです。
物によって苦みの強さが違うので、ここで必ずえぐみが取れたかを確認してから調理します。
今回のトラジは、この時点で苦みがなくなっていました。
もしまだ苦みが残っていたら、再び水に浸けて1時間くらい置いてください。
で、かじって味を見ながら繰り返します。
けっこう面倒臭いですね。
しかし、ちゃんと苦みが取れたかを確認せずに調理してしまうと、取り返しがつかなくなります。
作り方
1、トラジを切る
トラジは、食べやすいサイズに切ります。
2、ヤンニョムを作る
ヤンニョムの材料を混ぜます。
元レシピには「お酢と砂糖が同量になる様にすると美味しい」ってメモってあるんだけど、個人的にそれだと甘すぎるので砂糖を少なめにしました。
その辺はお好みでどうぞ。
3、混ぜる
ヤンニョムを揉み込むようによく混ぜたら完成です。
仕上げに白ごまをふりかけて。
甘辛酸っぱい和え物です。
けっこうさっぱりとしています。
シャキシャキとした歯ごたえは、酒にも合います。
トラジ(キキョウ根)の効能
トラジはあく抜きしないと超えぐいです。
苦くて食べられないです。
トラジの苦みの正体は、サポニンという成分です。
サポニンの他にもイヌリンという成分が豊富に含まれていて、漢方薬や生薬としても使われています。
- 免疫力アップ
- 咳や痰をきる効果(呼吸器系に良い)
- 血糖値を下げる効果(糖尿病予防)
- コレステロールを下げる効果
効能がたくさんあって、体にとっても良い。
けど、そのままでは苦すぎるので、調理する前には必ずあく抜きしませう!
あと、冒頭にも書きましたが、これ元々のレシピはツルニンジン(더덕)です。
ツルニンジンは、トラジと同じくキキョウ科の植物で、やはり乾燥状ツルニンジンなんかも売られています。
高麗人参と同じ様な効能があると言われていて、こちらも漢方で使われているみたいです。
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