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手羽元でサムゲタンを作ってみました。
本格的なサムゲタンには鶏を丸ごと1羽使いますが、今回のは手羽元で作ったお手軽簡単なやつです。
手羽元サムゲタン（参鶏湯）レシピ
一緒に煮込む漢方はお好みで選んで下さい。
今回は市販のサムゲタン用の漢方パックを使いました。
全部を入れてしまうと漢方の量が多すぎるので、お茶パックに入れ替えて15gくらいだけ使いました。
＊サムゲタンに使う漢方について詳しくは記事下に書きました。
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材料
2〜3人分の分量です。
- 鶏肉（手羽元） 6本（300g）
- もち米 1合
- にんにく 5片
- 塩・こしょう 適量
- ネギ 適量
・高麗人参
・なつめ
・桑枝
・ハリギリ
・オウギ
・トウキ
作り方
【1】鶏肉を茹でる
沸騰したお湯で、鶏肉を1分間茹でます。
【2】鶏肉を洗う
鶏肉を取り出して、流水で血や汚れを洗い流します。
【3】煮込む
鍋に水800ml程度を入れて沸騰させ、鶏肉と一緒にニンニクと漢方を入れて、鶏肉が柔らかくなるまで煮込みます。
弱火でだいたい30〜1時間くらいです。
【4】取り出す
鶏肉と漢方類を、一旦取り出しておきます。
このスープで、お粥を作ります。
【5】お粥を作る
もち米はあらかじめ30分程度、水に浸けておいてください。
スープ（200mlくらい）を使って炊飯器でもち米を炊き、鍋にもち米を移してお粥を作ります。
【6】味を整える
（ここで1人分の鍋に移しました）
お粥に塩こしょうを振って、味を整えます。
【7】肉を戻す
最後に鶏肉を戻して、ネギを添えたら完成です。
食べやすいように、骨から肉を取って戻しても良いかも。
ナツメと高麗人参とニンニクも乗せましたが、これは食べない人もいるみたいです。
煮込んだ漢方類には「栄養が無くなっている」もしくは、「悪い毒素を吸い込んでいる」と考える人もいるようです。
私は気にせず食べてます。
人参は苦いから食べないけど。
本来サムゲタンは夏の暑い時期に食べて、体力をつける料理です。
日本のうなぎみたいな物です。
しかし、冬に食べても体が温まります。
特に高麗人参が入っているとポカポカになる。
鶏肉のダシを吸い込んだ「もち米粥」は、ついつい食べ過ぎてしまうほど美味しいです。
手羽元も柔らかく仕上がりました。
面倒くさそうだけど、包丁も使わずに煮込むだけなので、意外と簡単にできました。
サムゲタンに入れた漢方
新大久保のスーパーで、サムゲタンの漢方が500円くらいで売られていたので「これは便利！」と思って、買ってきました。
しかし良く見たら肝心な高麗人参が入っていませんでした。
サムゲタンの高麗人参は、乾燥したものじゃなくて生の高麗人参を使うのが一般的らしいので、だから入ってなかったのかも？
他の製品も調べてみたけど、どうやらサムゲタン用の漢方パックには、基本的に高麗人参は入ってませんでした。
サムゲタンに入れる漢方薬に、厳密な決まりはないようです。
しかし、高麗人参を入れるのはけっこう基本なので、入れた方が本格的な味に近づくと思います。
と言いつつ、ウチには高麗人参がなかったので、今回は高麗人参のヒゲの部分を乾燥させた「髭人参」を入れました。
↓本格的なの作りたい場合はぜひ高麗人参を！
中国版サムゲタン？人參雞
ついでに。
中華食材店で、サムゲタンぽい漢方パックを見つけたので買ってみました。
よくよく調べてみたら、サムゲタンとは違う料理っぽいです。
もしかしたら、サムゲタンの元になった料理かも？
鶏肉と一緒に、この漢方を煮込んでスープとして食べるみたいです。
薬膳スープ的な感じですかね。
入っていた漢方は、「鬚人参、シナモン、トウキ、キバナオウギ、クコの実」です。
真っ黒い木の皮みたいのは何だろう...？？
鶏肉と料理酒（本当は紹興酒）と一緒に煮込みました。
漢方は全部入れると量的に多すぎるので、減らして入れました。
かなり茶色っぽくなりました。
このままだと味にかなりの苦味があったので、砂糖と醤油を少し加えました。
使っているのはサムゲタンと同じような漢方ですが、かなり違う味に仕上がりました。
ちょっと苦味があるけど、薬膳スープとか好きな人なら好きな味です。
凄く体に良さそうな鶏肉スープです。
あの真っ黒い木の皮みたいなやつは、取り出したらボロ雑巾みたいにボロボロになってました。
色も白く抜けてたし..あれは一体何だったの？
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