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ミャンマーの発酵ペースト「ンガピ」を使って、ミャンマー風のチリソースを作ってみました。
生野菜をディップしたり、白いご飯に乗せて食べてもご飯がすすみます!
ンガピとは?
ンガピ(Ngapi)とは...魚、もしくはエビを塩漬けして発酵させたペーストです。
タイのカピ、マレーシアのブラチャン、インドネシアのトラシ、そしてミャンマーのンガピって感じですかね。
ミャンマー風チリソースのレシピ
今回使ったンガピは、ベーシックなエビの塩漬けペーストです。
ンガピは、タイのカピなどでも代用可能です。
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材料
- 玉ねぎ(大) 1/2個
- トマト(小) 2個
- にんにく 3片
- 生唐辛子(赤) 1本
- 粉唐辛子 小さじ1
- 干しエビ 10g
- レモンorライム 1/2個
- ンガピ(又はカピなど) 小さじ1
- ナンプラー 小さじ2
- (これはお好みで)グリーンチリ 適量
作り方
【2】材料を切る
玉ねぎ、にんにく、生唐辛子はみじん切りにする。
トマトは適当な大きさでOK
【3】ンガピを溶く
ナンプラー(小さじ2)にンガピ(小さじ1)を入れて、よく溶きます。
【4】炒める
1.鍋に油を多めに入れて、玉ねぎを炒める。
2.玉ねぎに火が通ったら、にんにく&唐辛子を入れて炒める。
3.【3】で用意しておいたンガピとナンプラーを加える。
4.トマトを加えてます。
【5】干しエビを加える
干しエビと粉唐辛子を加えて、しばらく煮込みます。
(途中で水分が減りすぎたら、少しずつ水を加えて焦げないようにする)
【6】仕上げ
最後に青唐辛子を加えて、レモンを絞ったら完成。
ンガピに加えて干しエビも入れているので、エビの旨味まみれです。
きゅうり、大根、クレソン、オクラ、ちんげん菜などの生野菜につけて食べてみました。
う、う、う、うますぎる!
旨味が凝縮されていて、これは本当に美味しいです。
商品化できそうなレベルです。
(自画自賛)
白いご飯に乗せて食べても美味しかった。
ご飯泥棒です。
ンガピを使った料理の種類
以下、英語版wikipediaのンガピに載っていた情報を元にしています。
きっと正確ではない部分もあります。
Ngapi yay(柔らかいンガピ)
カレン料理みたいです。
魚のンガピを使うのかな?
玉ねぎ、トマト、にんにく、こしょうなどのスパイスと一緒にンガピを煮る。
緑がかった灰色のスープのような見た目です。
生食、または湯通しした野菜やフルーツをディップして食べます。
Ngapi thoke (ンガピサラダ...というか和え物)
ンガピをライムorレモンで薄めて、刻んだ玉ねぎと唐辛子を和えたサラダ。
Ngapi cyet (チャット=料理の意味ぽい)
季節の野菜や果物を、ンガピで調理したもの。
今回作ったチリソースも、Ngapi cyetというのかな?
Ngapi gyaw (ンガピ揚げ)
ンガピに、エビフレーク・玉ねぎ・にんにく・唐辛子を混ぜて揚げたもの。
(揚げるというか、た〜っぷりの油で炒める感じ?)
味付けは家庭やレストランによって様々なバリエーションがある。
あれ?今回作ったのはこっちかな?
Ngapi daung (砕いたンガピ)
フライパンで炒ったンガピを、にんにく、赤or青唐辛子と一緒にすりつぶす。
油を使わないのが特徴みたいです。
Ngapi kyeik (砕いたンガピ)
ラカイン地方の料理で、この地域のンガピは塩分が少ない
焼いたンガピに、大きな青唐辛子とニンニクを混ぜたもの
Ngayote kyeik (砕いた唐辛子)とも呼ばれる
Pè ngapi (豆のンガピ)
シャン州の高原で使われている、大豆で作られた植物性のンガピです。
(魚やエビじゃなくてもンガピと呼ぶのか?)
カレー作りなんかに使われているようです。
もしかして豆豉みたいなものかな?
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